俺が2年ぶりにコケた話 | オレブログ

オレブログ

さあ、
俺の話しを聞いてくれ。

最近の暑さのせいで夜7時以降じゃないとまともに走れない。

じゃあ、朝ランすればいいじゃんってのはもういいんだよ、平日朝走るなんて俺には無理って結論出てるから。

 

ただ夜走ると時間が無くなる。7時以降から走ってると、なんやかんやで一息ついた頃には9時だ。軽く酒飲んでウダウダやってたらもう寝る時間、ほんと一日が早く感じるよ。

 

当然暗くて視界も悪い、ライトや反射材は必須だよな。

 

その日は残業で走り始めたのは8時前。

会社からの帰り間際に「熊が出たらしい」との情報を同僚から聞き、ホントかよ?と思いつつも「ちょうどいい田舎」ではあるが視界ほぼ360度山なので完全否定は出来ない、最近では回数が減った海方向へのコースを選択した。

 

狭い路だが夜8時を過ぎると人通りは少ない、ストレスなく河口を目指して土手道を走る。

遠目に車のライトを確認したので道路の端に避け数m程度進んだ・・・

 

つまずいた瞬間はけっこうな衝撃だった。

 

 

コンクリート土手の斜面を一回転したと思う。つまりは盛大にコケた。

 

身体が静止して数秒くらい放心状態だったと思うが、車がスピードを落として近づくのを察し「大したことないアピール」で立ち上がった。

フリーダイビングで言うところの「アイムオッケー」的なやつだ。

 

 

 

 

コケて斜面を転がってんだもんな、運転手も普通心配するだろ。しかしまあそこは俺の思い込みで、その運転手が俺に気付かなかったオチも否定出来んけど。

 

 

 

膝は擦り剥き血が流れている、手を付いたらしくそこそこの痛み、ひじも擦り剥いていた。

 

さっと不安がよぎる。

 

子供の頃なら気にも留めない日常の一コマも今の俺には一大事だ。

 

冗談じゃない、約一ヶ月前ようやく膝の痛みから開放されまともに走れるようになったばかり、ここにきてケガで振り出しなんて精神衛生上よろしくない。

 

けがの程度を確認し脚のそこかしこを押す、可動具合を確かめた。

良かった〜、どうやら擦り傷程度で済んでる。

 

これは中学時代柔道部で習った受け身が功を奏したか、いや、その1年後には帰宅部だった俺が習得できるわけもなし、もっとも手を付いてる時点でその線は消えてるな。

たまたま斜面に転がって衝撃が和らいだんだ、運が良かったよ。

 

どこでつまづいたのか気になって調べてみたら、もともとそこには標識の類があってその支柱の名残が1~2㎝程度道路に残ってた。

 

涼しさを求めたはずの夜ランも今の季節じゃまあ暑い。日光ないだけましだけど。

 

ということで、熊を警戒してコースを変えたら突起でコケた話でした。