酔った勢いで家族に公言した100km走が頓挫している。
条件は連続した3日間で走破するとしたが、縛りが絡むと何かと予定が立てにくい。
かわりと言っては何だが、自分が住む県の縦断をすることにした。
県を東西に縦断する主要道路の全長は約150km。
そのうち52kmは完了。その内訳には前回息子と走った15kmを含む。
タイムや期間、走る順序の縛りなく、体調や休みの条件が伴う時に楽しく走って達成できればと思ってる。
さて、世はゴールデンウィーク。
残り98kmのいくらかでも消化しておきたい。
もちろん前回同様息子も道連れだ。
一緒に走ることは、リアルでコミュニケーションが取りにくい単身赴任オヤジにとって触れ合いの良い口実になっている。
ただし、長距離走の経験はないし最近はあまり走っていないと聞いていた。
できれば残り98kmは息子と完走したい。
完走できれば俺達2人にとってこの先何らかの糧にきっとなるはずだ。
まあ、「息子と98km完走したぜ」って会うヤツみんなに自慢してやるって狡っ辛い事も思ってるけどな。
その折には98kmではなく四捨五入の「100km」で自慢してやろうと思う。
さて、今回は30kmといきたいがヤツの反応はどうだろうか。
いきなり倍の距離を提案し萎えられるのは困る。帯同するヤツがいるといないじゃ達成率は大きく変わる。
言い出した俺が萎え落ちなど家族から何を言われるかわかったものじゃない。
糧やらコミュニケーションとかカッコイイこと言ってるが、俺のために背中を押してくれるバディは必須なのだ。
前回15kmを完走した彼は自信をつけているはず。
やんわりと慎重に誘うのだ。
拍子抜けたが案外と息子は快諾し前夜を迎える。
つづく。
