駅のアーチにいた子ツバメたちが、
ビュンビュンと空を飛ぶようになってきました。

ツバメは、人の出入りが多い場所に巣を作ります。
人が歩く場所には、カラスなどの天敵が近づきにくい。
つまりツバメにとって、人の足音は小さな防護壁なのです。

でも実は、ツバメは歩くのがあまり得意ではありません。
脚は短く、地面を歩くよりも、飛ぶことに特化した鳥。
「歩く」より「飛ぶ」。
「移動する」より「舞う」生き物です。

一方、人間は歩くために進化してきました。
骨盤、背骨、足裏のアーチ、大きなお尻の筋肉。
どれも、二本足で長く歩くための仕組みです。

歩くことは、ただの移動ではありません。
血流を促し、脳を刺激し、気持ちまで整えてくれる。
歩くことは、暮らしを前に進める力です。

ツバメは、飛ぶことで生きる。
人間は、歩くことで暮らしを広げる。

だからこそ、
できることなら、一生、自分の足で歩いていきたいですね。

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