さて今日は「空気圧」に関する話をします。
スポーツバイクに乗る方は、知っている方の方が多いかとは思いますが、
このブログはあくまでも「ド素人」向けに書いていますので、お付き合いください。
基本タイヤには指定の空気圧が書いてありますので、
その範囲で空気圧を入れますーーーーこれで終わりか???
いえいえ、いくつか基本的な考え方を書いておきましょう。
空気圧が高いと、転がり抵抗は接地面積が減るので、減ります。
簡単に言えば、空気圧を高めにした方がスピードが出やすいという事です。
デメリットは、同時に固くなるので、乗り心地が悪くなる、という事になります。
接地面積が減るという事は、ブレーキは効きにくくなります。
つまりスリップしやすいという事ですね。
空気圧を高めにする場合は、そこまで理解したうえでご使用ください。
雨の日は接地面積を増やすために、空気圧は低めにセットします。
多くのタイヤが7~9気圧前後を推奨しています。
ドライ路面(濡れていない)では、体重の重い方(75キロ以上)は高めにします。
軽い方(60キロ以下)なら低めで行けます。
例えば指定空気圧が7~9のタイヤだとしたら、
路面条件ドライ、体重75キロ以上であれば、8.5気圧以上
体重が60~75キロなら7.5~8.5 体重が60キロ以下なら7~7.5気圧以下
ちなみに指定空気圧より少し(1~2気圧)空気圧が下回っても問題はありません。
ただし体重の重めの方(80キロ以上)は指定空気圧を下回ることはしない方が良いです。
雨の日はそこから約2気圧下げますが、パンクの危険度は上がりますので、
空気圧が低めであることを認識してお乗りください、
ただこれにも好き嫌いがありますし、タイヤの幅やブランドによっても結果が変わってくるので、
いろいろとお試しください。
現在のタイヤ幅のメインは23というタイプなのですが、最近25の方が良いという事も言われてきており、
研究は日進月歩で進んでます。
いずれにせよ指で押してみて、少しへこむようなのは空気圧が3以下の可能性がありますので、
すぐに空気を入れてください、走行中のパンクは大事故になる可能性もありますので、
空気圧は、まめに確認して下さい。
ちなみにガソリンスタンドで空気を入れる場合、
そのままではフレンチバルブで使用できませんのでアダプターなどをご利用ください。
またガソリンスタンドでの空気入れ(機械式コンプレッサー)は
すぐに空気が入り過ぎ「パンク」することもありますから、
かんたんだと言って、ガソリンスタンドを利用する時には慎重に入れてください。
では今日も素敵なサイクルライフを祈っております!