ドライブ・マイ・カー

普段、全く本を読まない僕だけど、この人の書き物だけはとても好き。
すっと入って、すっと読めちゃう。
たいていの小説は読んでいるし、何度か読み返したものもあるし。
今回の作品は短編だけれども、かなり好きな部類に入るかな。
ムラカミワールドとか、ムズカシイことはわからないけれども、いつもとはちょっと違った感じ。
でも、こういうストーリーはとても好き。
映画でもドラマでも、現実的なもの---ではなんで彼の小説が好きなのかわからないけど---が好きなんだよね。
クルマが重要なアイテムになって登場する。
黄色のサーブ900コンバーティブル
「シフトの上げ下げを楽しむ」マニュアルで、「車の屋根を開け」て「流れる雲や、電線に止まった鳥たちを観察」する。
いやー、いいなあ、こういうの。
マニュアルって、クルマを操ってる感があって、とっても楽しいんだよね。
ドイツにいたときは---ほとんどのクルマがそれなので---マニュアル車に乗ってた。
また乗ってみても楽しいかも。
オープンカーは所有したことないなあ。
でも、セカンドカーに欲しい。
これがいいけど
現実的なのは、こっちだね。