医療業界では聖職がゆえに労働基準法という存在すら忘れられがちだが、「労働を守ることはイコール患者を守ること」ではないか。高齢者が激増する日を目前にして、看護師たちが職場を去れば、いったい誰が老後や最期を看るのだろうか。365日24時間体制で受け入れ態勢を考えて動くというのはなかなか厳しいことです。
一般のサービス業などとはわけが違います。常に人の生死にかかわるわけですから、肉体的にも精神的にも疲れてしまいます。手遅れにならないよう、ギリギリのところで医療を支えている看護の問題を直視しなければならない時がきている。政治も行政も、私たちが声を上げて社会問題化しなければ変わらない。
