「すぐに入院してください。」
医師の冷徹な一言から生まれて初めての入院が始まった。
2012年7月14日の初めての入院と9月21日の2回目の入院を通して初めて知ったこと、思ったことを、ほんの少しの脚色を加えて綴ってみました。
9月14日土曜日の午前10時頃、自宅でごく少量の吐血後、掛かりつけ医師のアドバイスを受けて私は妻と二人で近くの総合病院に向った。レントゲン、心電図、CT、血液検査等の各種検査が終了したのが午後4時頃だったと思う。
この時の病名・病状を詳しく書くのは今回の趣旨ではないので「肝臓関係の障害」だったとだけ書いておくこと。
医師から検査結果と病状の説明を受けた後、冒頭の一言で入院を宣告された。自分の病状を甘く考えていた私は正直言って入院は頭になかった。
「え!?入院ですか?」
「ええ入院です。今日は内視鏡の検査ができないため原因は確定していませんが、他の検査結果から考えると入院が必要です。」
医師の宣告である。内心、納得がいかなかったが承諾せざるを得なかった。
入院手続は妻に任せて、私は車椅子で病室に連れて行かれた。病室は外来フロアーの廊下を何回か曲がったところにあったエレベータに乗り5Fまで行き、降りて右に5メートルほどのところにあった。この比喩が適切かは分からないが、古い温泉旅館のフロントと宿泊部屋の位置関係と同様に、外来フロアーと病室との位置関係が全くわからなかった。
初めての入院のため病室は2人部屋にしてもらった。後で知ったのだが2人部屋と4人部屋の1日の利用料の差は約4,500円だという。私の場合は、結果的に20日間入院したので約9万円の差額となった。
さて、病室に行き病院支給の入院着に着替えた後、担当看護師から入院時の注意を受けた。説明に来た看護師は20台後半の元気な女の子で、入院という暗いイメージを感じさせなかった。
入院中のポイントはベッド横にある簡易トイレを使うとき以外は安静にしていなければならない点だった。私自身は普通に歩けるので病室外の共同のトイレに行きたかったが、許されなかった。私は、ここでも病状を甘く見ていたようである。
いよいよ、入院1日目が始まった。
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○●入院豆知識1●○ 入院時の手続関係
入院保証金支払:5万円(退院精算時に返却)
入院着:1日おき支給(有償)
入院診療計画書への同意:
病状、検査、治療方針が記載された計画書、入院時に署名
診療計画に関連する同意:
「輸血」、「内視鏡検査」等に関する書類への署名