妹の恵美とのやり取りを側で見守る母が居た。

「 2人ともふざけてないで、もうご飯の用意出来たわよ。

 恵美もちゃんと着替えてきなさい。」

「 は~い。じゃ後でねお兄ちゃん。」

恵美はささっと自分の部屋に戻っていった。

「 たかし、今度はお母さんと入ろっか?」

「 な、なに言ってんの母さんまで。」

「 はははは、ホント冗談を真に受ける子ね。早く上がり

 なさい。ご飯にするから。」

母にまでからかわれる僕だった。

お風呂を上がって、着替えて食卓に着く。久々に家族団ら

んと言った様子だった。

「 最近はどうなのたかし?家に居る時間が少ないから、

 話もろくに出来てないけど。体は大丈夫なの?入院した

 り大変な事になってんじゃないの?」

「 母さん、心配させてごめん。でも、俺は大丈夫だから。

 それよりも恵美はどうなの?」

「 どうって?私は大丈夫よ。レッスンはきついけど、ダ

 ンスとか私好きだから、楽しんでやってるよ。」

「 そっか。後さ、母さん。今度テレビのレギュラーが決

 まったんだ。」

そんな話を続けていた。家族との話はなかなか尽きること

はなかった。



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