後悔の念と新たな気持ちで私は言いようの無い状態だった。
「 私部活に行くね。また機会があれば見に来て。源さん
の気が向いてでいいからさ。じゃあ、バイバイ。」
「 うん、バイバイ・・・・。」
私は松本さんを見送った後、自分の席に還ってそのまま座
りこんでいた。
( 私の事・・・・。あんなに気にしてくれるなんて。)
今までに無かった事だったから、私はどう対処していいも
のか分からないでいた。そんな折。
「 夢那、今日も一緒に帰ろう。」
それは愛奈の声だった。すると私の頬に熱いものが流れて
いた。それを見た愛奈が言う。
「 どうしたの夢那!?何で泣いてるの?何かあったの?」
「 ・・・・・えっ、私?泣いてるの?」
「 そうだよ、泣いてるよ。ホントどうしたの?イジメら
れたの?」
「 ううん、何もないよ。そう、何も・・・・。」
「 そう?ならいいんだけど。・・・・・でもビックリ。
夢那が泣くとこ初めて見た。」
「 うん、そうだよね。私も驚いてる。」
気持ちの高まり。初めての経験に体が反応していた。
でも、なんか新鮮な気持ちになっていた。