急に大きな声になった私に愛奈は戸惑っていた。

「 夢那、ごめん・・・・。私、夢那の事何も知らない

 よね。ホントゴメン。・・・・でもね、私は夢那だっ

 たら、ううん。夢那だからこそ分かってもらえると思

 ったんだ。夢那が一番私に近いと思ってたから。」

「 そんなの・・・・・。」

私は複雑な気持ちに苛まれていた。

「 きっと夢那も気に入って、好きになってくれると思

 うんだ。だからどうしても夢那に話したかったの。」

「 そう・・・・・。」

「 そうだよ。私、いつも夢那を独りにしてしまってい

 た。ごめんね。これからって、都合良過ぎるかもしれ

 ないけど、これからはちゃんと一緒に話したいんだ。

 だって、私達姉妹なんだもん。ね、いいかな?」

私は言葉に詰まっていた。だって、こんな風に言われた

事なかったから。それに、話をしてくれる。私をちゃん

と認識してくれるって事だよね。それが嬉しかった。

「 うん・・・・・分かった。」

「 ありがとう、夢那。じゃ、帰ったら詳しい事もっと

 教えるから。今日一緒に帰ろうね。」

そんな愛奈の言葉が嬉しかった。それに加えて、私の気

持ちに変化をもたらした為なのか、今日は教室の雰囲気

が違っているように思えた。



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