ドキドキしながら学校までの道のりを、愛奈と一緒に歩いて

いた。

「 ねえ、夢那。私ね、ちょっとこの前から気になる事が出

 来たんだ。」

「 ・・・・・・。」

「 それがね、この前テレビを見た時なんだけど。丁度スイ

 ッチを押したら、映ってったんだ。」

「 ・・・・・・。」

「 それがね・・・・・ねぇ、聞いてる?」

「 ・・・・・・うん。」

「 そう、それがね、ものすっごく来たのよ。」

「 ・・・・・・うん。」

「 もうキュンとしたの。今までに感じた事無いって事。」

「 ・・・・・・うん。」

「 もう超ヤバって思った。もう、どうしようって。」

「 ・・・・・・うん。」

「 ねぇ、ホントに聞いてる?さっきから、うんしか言わな

 いし。」

「 ・・・・・・うん。聞いてるよ。」

私自信どう答えて良いのか分からない。姉妹でもこんなに近

くで、こんなに近い話をするのが、ある意味怖かった。

私は返事を返すのが精一杯で、相談にはならないだろうと自

分でさえも感じていた。



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