一先ず僕は由紀と別れた後直ぐに帰宅した。帰宅に気づいた
妹の恵美がまた僕の部屋へ。
「 お兄ちゃん!何処行ってたのよ!?急に出て行くから
心配したんだぞ・・・・もう!」
「 あ~~うん、ごめん?なんで俺が居なかった事知って
んだ?なんで恵美が??」
「 それは・・・・。いいじゃない!心配は心配なの!!」
「 あ、ごめん。心配してくれてありがと・・・・。」
逆切れされたようだった。それにしても・・・ホント恵美が
って気持ちで、分かんなかった。
帰宅後は気持ちが落ち着いたのか、眠気が戻ってきた。すぐ
さまベットに入り眠りに就いた。
早朝5時、僕は直ぐに支度を済ませて家を出る。家から少し
離れた場所で前田さんと合流し、撮影所に向かった。
「 昨日はちゃんと寝れた?大丈夫よね?」
「 はい、しっかり寝ましたから大丈夫です。」
「 そう、よかった。」
「 前田さんの方こそ、昨日大丈夫だったんですか?」
「 ええ、大丈夫よ。神崎君が心配するようね事には成らな
かったからね。」
「 そうですか、よかった・・・。僕が勝手に判断したせい
で、小畑さんに何か言われてないか心配でした。」
「 今日の撮影に集中しましょ。大丈夫だから。」
前田さんはやはり大人だなと感じていた。きっと小畑さんに
は言われたであろう。それを僕に気にさせないように、気を
配ってくれていたから。