残された僕達は、一先ずこの後の事をどうするか考えていた。
すると前田さんの携帯に小畑さんからの着信が。
「 はい、前田です。」
『 どうしたんだ?今日は打ち合わせの予定だろ?先方から
連絡が入ったぞ。急に行けなくなったって?どうしたんだ?
なにかあったのか?』
「 ・・・・何も無いです。申し訳ありません。」
『 何も無いだって。おいどうしたんだ。何も無い訳ないだ
ろう。先方から直々のオファーをお前なんだと思ってるんだ。
お前が神崎をしっかりフォローしないといけないだろ。お前
が付いていながらどうしたんだ。もういい、事務所に戻って
来い。ちゃんと話をしろ、いいな。』
「 はい、分かりました。すぐに戻ります・・・・。」
前田さんは、今回の件で僕の気持ちを酌んでくれて、小畑さん
には話さないでくれた。だが事務所に戻って話しをしないとと
なると、どう言い訳をしないといけないか難しい。
「 前田さんありがとう。遠藤さん事話さないでくれて。」
「 うん、神崎君がせっかく許してあげたのに、私がぶち壊し
たらって思ってね。」
「 でも、この後が大変だね。僕も一緒に行きますよ。前田さん
だけ責められるのは、僕はしのびないからさ。」
これから前田さんと事務所に向かう事にした。どうしよう・・・。