お題の出題者が玲子さん・・・・。思わぬところで聞いた衝撃。
「 玲子さんが決めるんだ・・・。そんな素振りなにもなかった。
初めから決まってたんだこれって。」
玲子さんはこのことを知ってて僕をこの場に出す事を決めていた
のか・・・・。僕は玲子さんの気持ちが分からなくなっていた。
「 さあ、今回はどんな事が起こるのでしょうか。それは・・・、
お題次第。どんな問題を用意されているのか、楽しみです。」
進行のMCはどんどんと盛り上げている。僕は冷静に立っている
玲子さんを見つめる。
「 みんなが期待してますよ紺野さん。さあ、今宵のお題を
そろそろ発表してもらいましょう。」
みんなが期待する展開。僕の心の中はその期待とは裏腹にどんどん
気持ちが落ちてゆく。そんな時に僕の目の痛みが増していく。
「 目が・・・、目が痛い。こんな時に・・・、どうしよう。」
僕の異変に気づく前田さん。近くのプロデューサーに駆け寄る。
それの異変に気づく玲子さんだったが、いたって平然とした様子
で、態度はいたって変わらなかった。
「 すみません。神崎の様子がおかしいんです。無理は承知で
お願いします。一旦止めてもらえないでしょうか。」
「 なに言ってんの、無理だよ。分かってんじゃない。様子が
おかしいって、それはそちらさんが体調管理ちゃんとできて
ないからでしょ。勝手な事言わないでもらえるかな。あんた
小畑の所のマネージャーだろ。できない事位分かるでしょ。」
「 それは承知で言ってるんです。お願いします。」
「 もう、無理だって言ってるだろ。困るな今後の事考えるよ。
いいのかい。」
そんなやり取りをする前田さんのところへ小畑さんが駆け寄って
話を切り出した。