「 前田さん、お待たせしました。すみません、勝手な行動して。」
「 神崎君大丈夫なの? 本当は無理してるんじゃないの。」
「 いや、本当に大丈夫です。心配かけました。話は変わりますが、
恵美大丈夫でしたか。」
「 恵美ちゃんは大丈夫よ。ちゃんとみんなと一緒にバスに乗り込んで
空港に向かったから。神崎君も明日なんだから、戻って休まなきゃ。」
「 はい、じゃ行きましょう。」
僕と前田さんは撮影所を出て、病院へと戻った。
「 神崎君、十分休んで明日に備えてね。これ以上みんなに迷惑
かけれないわよ。スケジュールだって、遅れてるんだから。」
「 分かりました休みますよ。明日の為に。」
「 それじゃ、色々調整しなくちゃいけないから、行くわね。」
「 はい、ありがとう前田さん。」
明日の変更の為にチケットの取り直しやら、忙しく動く前田さんだった。
みんなに心配と迷惑をかけたなと深く反省しながら、ベットで横になっていた。
そんな時間を過ごしていた僕と目を交わした由紀はその頃、飛行機の中に
松井さんと一緒に座って、ガールズトークに耽っていた。
「 ねえ、由紀? 神崎さんとはどうなの?どこまでいってるの? 」
「 たかしと? う~んどうなんだろ。キスはしたけど。それ以上は・・・。」
「 そっか、まだキスだけなのか。」
「 なによ。なに期待してるのよ。恵梨那のエッチ。それよりも、恵梨那。」
「 なに、改まって。」
「 恵梨那は、たかしの事どう思ってるの? 」
ちょっと意味深な突込みを入れる由紀だった。