「 早速だけど、たかし。あなたとんでもない事してくれたわね。」

「 え、なに!?僕がなにかした? 」

「 ちょっと、神崎君なにしたの?それにこの方はどなた? 」

前田さんもその一言に飛びついた。

「 あ、自己紹介遅れました。私は同じ学校の内野麻衣と言います。

 たかしのマネージャーの前田さんですよね。よろしくです。」

「 え、私の事知ってるの? 」

「 ええ、それ位簡単な事ですから。」

「 前田さん、内野は新聞部なんです。ただのじゃないですから。」

「 あら、よくご存知で。そうそう、ここに寄る前に屋上に居たのよ。

 そしたら・・・・。」

僕はその言葉で凍りついた。まさかあの場に内野が居たなんて。

「 な%&#、なんでいたの!? 」

「 なんでって、神崎君を追いかけてたのよ。そしたら、廊下で松田由紀が

 居るじゃない。何かあるなって付いていったら、屋上に行ったのよ。

 その後は分かるわよね?たかし。」

十分すぎる程分かっていた。その後になにがあったかわ。

「 ま、でも。これは表に出せないわね。私も困るのよあんな事されちゃ。

 私の立場が無くなっちゃうじゃない。ただでさえ紺野玲子って大物が

 居るのに、その上国民的アイドルが相手だなんて。打つ手無くなちゃうわよ。」

「 神崎君なにしたの?よっぽどの事? 」

「 いや~。前田さん。深くは聞かないでください。」

内野にはいつも困らせられる。

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