「 そうか、ありがとな。恵美、ゆい。」
ちょっとホッとした僕は、休もうとした時に前田さんの事を
思いだした。
「 そうだ、恵美。前田さんからさっき電話があったんだ。恵美に
伝えたい事があるって。ここに来るらしいから、その時に聞いてみたら。」
「 え、前田さんが。なんだろう?分かった。じゃ来た時に聞いてみる。
それより、お兄ちゃん、私聞きたい事沢山あるんだけど・・・。」
恵美はかなり芸能に関して興味を持ってるから、裏情報を知りたがる。
「 でも、ゆいさん居るし・・・・。ここで聞くとまずいかな?」
なんだなんだ、どんな話聞こうとしてるんだ。
「 な、なにを~聞きたいのかな?恵美。」
「 なによ。私がなんなの。居たら話せない話?なんなのよ!」
ゆいもちょっとムキになっていた。
「 ごめんお兄ちゃん、我慢できない。ふ~。聞くよ!」
恵美は聞く気まんまんの笑みを浮かべていた。お~い。どうなるんだ。
「 ちょ、ちょっと待て。まさか・・・、朝聞いた事か?」
「 なに、朝?私の居ないとこで、どんな事があったのかな?私も興味
出てきたんだけど。聞かせてくれるかな、たかし君。」
怖い、ゆいがかなり疑ってる。この点では女の人は鋭いと思う。
もう後が無いと感じた。どうにでもなれって感じ。
「 じゃあさ・・・、お兄ちゃん。聞くよ。」
ゴクッと唾を飲む音が聞こえそうなぐらいだ。心臓もバクバクと脈打つ。