ゆいとの貴重な時間を過ごす事ができた。もう大丈夫。

ちゃんと、今回出した答えの意味を伝える事ができたから。

「 さあ、たかし起きた起きた。夏休みだからって、また寝ないでね。」

「 分かったよ。起きるよ。着替えるからちょっと待ってて。」

ゆいは僕が着替えるので部屋を出ようとしていた。

僕は急いで着替えようと、上半身だけ裸になった時だ。

「 きゃ、まだ出てないんだから。もう。」

赤ら顔のゆいがいた。部屋を出るふりでまだそこに居たのだ。

僕もそれを見て、ちょっとあせりながらシャツを着た。

お互い意識しながら。

まだ紺野さんから連絡は来ない。今日はゆいと一緒にいれそうだ。

( だが待てよ。今日は会う約束してなかったな。)

そうなのだ、昨日は携帯もつながらず、今日会うとは言えずにいたから。

「 ゆい、今日は何か用があったのか。朝早くだし。約束もまだだったし。」

「 たかし・・・・。約束がないとダメかな。」

その問いに僕はドキッとしていた。

( え、今までなかったぞこんな事。どうしたら・・・・。)

「 い、いやあ。別になくてもいいんだけど・・・。なんかさ・・・。」

「 そうね。まだ紺野さんとの約束決まってないの?気になってたんだ

 昨日から。私もちょっと考えてたから、昨日携帯出れなくてごめん。」

「 そ、そうか。まだマネージャーさんから連絡ないし・・・。

 ゆいも考えてたんだ。そっかそっか。はは・・はは・・・。」

話をしている時に突然なる携帯。それは、紺野さんのマネージャーさん

からのものであった。