学校に着くとすぐに授業の用意をした。昨日ほど

周りは噂話をしていないようだ。と言うのも実は

僕とゆいが登校する前から、先ほどの風紀委員が

各クラスをを回り、生徒会長と僕の噂をしないようにとの

戒厳令が引かれていたようだ。僕の学校は生徒会の権限が

かなり強く、先生方も一目置いているほど。今回は

その中でも生徒会長の事だけに、噂話を平気でしていたと

なると、あの風紀委員が動き出し、どんな罰が与えられるか・・・。

そんなこんなで話は終息するものだと、僕は安易に考えていた。

午前中の授業も終わり、昼休憩になったとたん朝の風紀委員が

僕のクラスにやってきた。

「 神崎君。放課後に生徒会室に来るように。よろしくて。」

クラスメイトたちがどよめく。

「 おい神崎。風紀委員の呼び出しだぞ。大変だねもてる男は。」

その安易な言葉を発したクラスメイトは、

「 そこの君。これ以上よけいな話をするとどうなるか。分かっているの?」

クラスメイトは一瞬にして強張り、顔を下に向けた。

「 あなたには、必ず来ていただくわよ。それでわ。」

風紀委員の6人は、そう言って去っていた。

僕は孤立した。風紀委員に睨まれると、この学校では普通に過ごすのも

厳しいのだ。