次の日の朝、ゆいと普段の登校。

心地よい風と共に歩いて行く。校門を抜けふと

歩く先に人だかりが見えてきた。

掲示板に人だかり。学校の掲示板の横に

新聞部の掲示板がある。話題にしているのは

その新聞部の掲示板の方。スクープの文字が目に入った。

その文字を見て僕は驚きと共にそばにいるゆいに目をやった。

ゆいも驚いた顔をしている。そして僕を見た。

( どうして・・・。昨日の事が。)

僕の心はドキドキと鼓動を起てている。

そう新聞部のスクープとは、昨日の生徒会長が僕を背中から

抱きしめている写真。

周りがざわめきだした。

「 あれって、写真の・・・。」

気づかれた。そう思った僕はすぐに、ゆいの手を取り

その場を走った。校舎の中でもざわざわとしている。

このまま教室に向かうことはできないと感じた僕は

ゆいを連れて校舎の屋上まで駆け上がった。

誰もいなかった。よかったと心で思った。

するとゆいの手が僕の手から放れた。

「 さっきの・・・。ホントなの。」

震える声でゆいが僕に言った。