- 先日渡部昇一氏著、「増補・決定版 日本史」という本を読みました。
膨大な日本の歴史を1冊にまとめた本です。
これまで学校で習ったことで断片的だった日本史の理解がうまくつながり、長年の疑問の一部が氷解したような気がしました。
- と言うのも、この本のまえがきに、うまいことが書いてありました。
歴史的事件・事実の一つ一つは水滴のようなもので、雨上がりの無数の細かな水滴を、ある一定の距離と方向から見ると、全体として一つの美しい虹に見えると。
水滴、つまり事件や出来事を一つ一つ丁寧に見ても、それはそれで意味があることですが、それだけでは大きな流れはつかめないとのことです。
無数の事実を見るのには、視線の方法と距離、つまり「史観」を持つことの重要性を強調していました。
これは歴史以外で他のものにも同じことが言えるかもしれません。
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