田尻ちゃんの
『チャレンジ・応援・恩送り』
No.1153
今年のテーマ【負けない】
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『佐藤一斎「言志四録」を読む』
神渡良平・著 致知出版社より
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自分を拝めば、自然に他者にも手が合わされるようになることの好例が、
日本にキリスト教を伝えたフランシスコ・ザビエルだ。
ザビエルはポルトガルの高貴な家に育ったが改心することによって、
快楽や名声や栄誉が、その実人間を怠惰にするものであることを知り、
それらをかなぐり捨てて、伝道者の道を志した。
そしてパリ大学で哲学の講師をしていたときに知り合ったロヨラとイエズス会を結成した。
ザビエルは選ばれてインド宣教に向かった。
キリスト教社会では宣教師は地位が高く、船旅も個室が与えられたが、
ザビエルは航海中ずっとその部屋を使うことがなく、甲板で暮らした。
寝るときはロープの束を枕にし、水夫と共に食事をした。
着るものも質素な法衣しか着ず、自ら下座に下りたのだ。
誰よりも腰が低いザビエルは、身を粉にして働くことを厭わなかった。
面倒見がよく、水夫仲間から尊敬された。
船員の中でも最も身分が低く、
肉体労働しかやらせられない水夫たちを、
一個人の人間として扱ってくれたからだ。
ザビエルと一緒にいれば気持ちが明るくなる。
水夫たちはそう言った。
ザビエルはしち面倒臭い説教をするわけではないが、
彼と共にいれば、何だか真面目になるというのだ。
こうしてザビエルはインド宣教を始める前、航海中にすでに成功していたのである。
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そもそも、こういう歴史の教わり方をしたかった…(>_<)
なぜ歴史を学ぶのか⁈
どんな場面で
どのような生き方をしたのか⁈
先人達の智慧や成功、失敗を参考に、これからの人生を幸せにするためにね…(≧∇≦)
今日もいい日だ!
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