You're My Only Shinin' Star (244) 初めての夜 3 <通常版> | 星の輝き、月の光

星の輝き、月の光

「イケメンですね」(韓国版)の二次小説です。
ドラマの直後からのお話になります。

初めて素肌同士の身体が重なった。

恥ずかしさと緊張は更に増していく。

熱いテギョンの身体を胸の上に感じ、悲鳴を上げそうなほどミニョの心臓は強く速く脈打っていた。



くらくらと目眩がしそうなほど激しい口づけのあと、テギョンの唇は白い首筋をなぞり、ミニョの唇からは甘い吐息が漏れた。

滑らかな肩をすべるように撫でていた手が優しく胸の膨らみに触れると、ミニョは息を凝らした。

大きなの手のひらの下で、それはいとも簡単に形を変える。

テギョンの視線は二つの膨らみに注がれ、ミニョは羞恥に肌を赤く染めながら息を震わせていた。


「あっ・・・・・・はぁっ・・・」


胸の頂にテギョンの唇が触れると、それまで噛むように閉ざされていたミニョの口から小さな声が漏れた。

ぬるりとした舌の感触に驚き思わず発してしまった声だったが、それは次第に艶を含んだものへと変わっていく。

テギョンの熱い舌が、今までにないほどの震える刺激をミニョに与えていた。

くすぐったいような、何だかよくわからないものが身体中へ広がっていく。

初めての感覚に戸惑うミニョは眉根を寄せ息を詰めると、心もとなげに彷徨っていた手は縋るように冷たいシーツを掴んだ。


「ミニョ・・・声、聞かせて・・・」


キュッと唇を結んだミニョの耳に熱い息がかかる。

ぞくぞくとしたものが身体を走り、熱い身体が更に熱くなるのを感じた。


ここにいるのは二人だけ。

甘い吐息も、荒い息遣いも、漏れ出す声も、他の誰に聞かれる訳でもないのに、それでもやっぱり恥ずかしいという気持ちを拭い去ることはできない。

テギョンになら聞かれてもいいという思いと、テギョンにすら聞かれたくないという思いが交錯する。


ミニョは固く口を閉ざしたままふるふると頭を横に振った。


「お前の声が聞きたい・・・」


くすぐるような吐息まじりのテギョンの声。

耳朶が軽く噛まれ舌先で舐められると、ミニョの意志とは関係なく、つぐんでいた筈の唇から甘い声が零れた。


首から胸、脇腹、肩から二の腕、指先へとテギョンの唇は愛おしげにミニョの肌にキスの雨を降らせる。時折、今触れているのは自分のものだという、赤いしるしを残しながら。





テギョンに触れられている全ての場所がミニョには熱く感じられた。そしてテギョンの視線さえも、じりじりと焼かれるように熱く感じる。

ベッドサイドのライトに照らされ、肌を晒しているだけでも恥ずかしいのに・・・逃げ出したいくらい恥ずかしいのに。

テギョンから与えられる優しく甘い刺激からは逃れられず、ミニョは熱い身体を震わせていた。



テギョンの手は脇腹から太腿へ、肌の感触を確かめるようにゆっくり、ゆっくりと滑り下りていく。

多少のくすぐったさを感じ身をよじらせていたミニョは内腿を何度か撫で上げられた後、ビクッと大きく身体を震わせた。

テギョンの手がミニョの下腹部へと移動し、薄い布地の上を何度も往復している。


「んんっ・・・」


つぐんだ口の奥から声が漏れる。

鼻から抜けるような甘く切ない声。

手のひらで撫でられ指先で刺激を与えられると、ミニョの身体が跳ねた。

ゾワゾワと身体を駆け抜けるような強い刺激から逃れようと頭を振り、一方でそれに耐えようとミニョの両手はシーツをきつく握りしめる。


「痛かったか?」


テギョンの手の動きが止まり、ミニョが浅い息の中ゆっくりと瞼を開けると憂い顔のテギョンが見えた。

ミニョは小さく首を横に振った。

女性の身体の中でおそらく最も敏感な部分への初めての刺激は、下着越しとはいえ確かにほんの少し痛みを感じていた。しかしそれ以上に、正体の判らない身体の奥深くが熱く震えるような感じが何だか怖かった。


「身体が熱くて、震えて・・・自分でも、よく判らなくて・・・」


緊張と初めて経験する未知の感覚に息を震わせながら、何とか言葉を紡ぎだす。


「感じているならそれに身を委ねればいい、気持ちがいいなら無理に抑え込むことはない・・・」


テギョンは不安に揺れるミニョの瞳を覗き込むと、優しく唇を合わせ、熱い舌を絡ませた。




ミニョの下腹部へと伸ばされたテギョンの手が薄い布を脚から引き抜く。

優しくあてがわれた手の先は、熱くしっとりと湿り気を帯びていた。

テギョンは指先に湿り気を纏わせ、ミニョの最も敏感な部分をそっと、僅かに触れる程度で優しく撫でた。


「・・・んあっ・・・」


今度は布越しではなく直接そこに触れられる刺激にミニョの身体は波打ち、浅い息遣いに甘い声が混じっていく。

テギョンに触れられている部分から突として身体中へと広がっていく刺激的で甘美な波。

キスの時の頭の奥がじんと痺れるような感じとは違い、身体中が熱くもどかしく、じっとしていられない感じ。

ゆったりとした波に漂うような快感と、身体の奥から湧き起こる震えるような甘い疼きに翻弄され、ミニョは熱い身体を持て余していた。



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最近またピグがほったらかしで・・・


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