最近話題のkindleって知ってますか?
ネット通販最大手のamazonが提供している電子書籍サービスです。つい最近ipadに対抗してタッチパッド端末を売り出したことでもメディアを騒がせました。
私は本が好きで時間があれば何がしらの小説を読むのですが、電子書籍というものにはどうしても食指が動きませんでした。やはり本は1ページ、1ページ指でめくりながら読むものが醍醐味なんだと思っていたからです。
そういうわけで電子書籍を横目に相変わらず紙の本をめくっていた毎日でしたが、つい最近kindleには著作権が切れた作品を無料で配布していることを知って試しに利用してみました。
専用端末を買うのは嫌だったので、自分が持ってるipodにkindleアプリをダウンロードしました。こうすることでipodにamazonの電子書籍を取り込むことができます。
無料の書籍を検索してみると想像以上のボリュームでした。古今東西の名著がずらり。東は夏目漱石、森鴎外、太宰治などなど。西はカフカ、ダンテ、ドストエフスキーなどのきらめく古典が4000タイトル以上あります。
試しに夏目漱石の「坊ちゃん」を落として読んでみました。この辺は名著でありながら、大人になってからはなかなか読む機会がないほどベタな名著なんですが、これが思った以上に面白かった。
調子に乗って夏目漱石をあと2著、坂口安吾を3著読んで今は「ガリバー旅行記」を読んでます。
慣れてしまえば読みにくさなんて全然感じないし、ポケットに何冊も入れて持ち運べる手軽さは想像以上に便利です。
そのうえ世界の名著がタダで手に入るとなったらこんなにうれしいことはありません。
当分の間は読む本に困ることはないみたいです。
文責 美松クリーニング
