今、人材の不足を言われる時代になりました。
特に飲食業では深刻な人材不足の事態が起きています。
そのような中で、より優秀な人材を確保することは非常に困難と言えます。
ですが、そこで一つ勘違いをしてると思うのです。
それは良い人材は外からやって来るものでは無いということです。
昔のような人があふれているような時代であれば、募集をすればその中に優秀な人材もいたかもしれません。
しかし、現在のような人不足の時代ではそのようなことを期待しても多くの場合、期待を裏切られることになります。
ではどうすれば良いのか?
答えは、簡単。
育てることです。
現在は獲得する時代から、育成する時代に変化していると考えます。
人には本来は能力に大差はありません。
違いがあるだけです。
背が高い、低いと言うような人の特徴があるように、能力にもそれぞれの違いがあります。
身長も高ければ全て良いことばかりじゃありませんよね。
確かに高いほうが良いことも多いかもしれません。
しかし、体が小さいことを武器に活躍することは出来ます。
競馬のジョッキーなどもそうですよね。
そのように、能力の違う人を如何に上手く活かしていくか?
が、育成と考えるのです。
身長の低い人にバレーボールのエースアタッカーの練習をさせても活躍できませんよね。
それより、競馬のジョッキーなどの身長の低い人でも活躍できるものを練習することのほうが結果は良くなる訳です。
そのように人には違った素質や能力が備わっていますから、その素質、能力を活かす環境を与え、それを最大限に引き出すことこそが、人材の育成ではないでしょうか?
前にもお話したことですが、野球で言えば、ホームランを打つ4番バッターも必要ならバントをする2番バッターも必要です。
盗塁をする選手、守備固めの選手も控えには必要でしょう。
ピッチャーでもエースも必要なら、中継ぎも必要。勿論、押さえの投手も必要なんです。
それをやたら、4番バッターばかり育てようとするから、選手の能力をうまく活かすことが出来なくなるのです。
強いチームほど、それが出来ています。
人を育て、チームを作り、それぞれがそれぞれの能力を最大限に発揮することで、強いチームになるのです。
皆さんの周りにはそんな多彩な能力を持った人材が沢山いるはずです。
ホームランを打てないから、駄目な選手として見ていませんでしょうか?
実はバントの名手になれる素質を持っているかもしれません。
足が速く盗塁王になれるかもしれません。
打撃は駄目でも守備は華麗な動きでピンチを凌ぐことが出来るかもしれません。
そのような素質を見逃していないでしょうか?
人を育てる事はまず、その素質を見抜き、それを最大限に活かしてあげることなのです。
その見抜く目を持つ事です。
それには、まず、ホームランを打てないから駄目な選手と言うような固定観念を変えることでしょう。
皆さんの周りにはそんな素晴らしい、名選手の原石が沢山眠っていることでしょう。
それを発掘することなのです。
それが人材の育成の第一歩なのです。