私は現在、中国で飲食店をしています。
当然のことですが、中国人のスタッフに囲まれて仕事をしています。
日本人は私、一人。
いろいろな事で困ることがあります。
と言うより、ありました。
日本人の感覚とは全く違う感覚を持った中国人にいろいろな事を説明する事に本当に苦労するんですよ。
その一つがマナーです。
中国に行って、ローカルのお店に行くと店員は間違いなく
「無愛想」 です。
しかも、携帯電話を見ながら、椅子に腰掛けるスタッフやたまには寝ているスタッフまでいるほどです。
そのような環境で育ったスタッフに日本の接客を説明することは本当に難しいと感じました。
正直、出来るのか?です。
ですが、結果として言えば、私のお店のスタッフは日本語のレベルを覗けば、ほぼ、日本のお店並みの接客レベルになって来たと思っています。
中国の飲食サイトの評価も同じ日本料理のカテゴリの中ではトップの評価を頂いています。
では、何故、それが可能になったのか?です。
しかも私一人の指導で・・・・・
それを可能にしたのが
私の
「豚もおだてりゃ木に登る」作戦です。
この言葉、悪い意味にとられがちですが、私はそうは考えていません。
豚も本当は木に登る才能を持っているかもしれない。
でもそれを豚自身も知りません。
ですから、私は豚に言います。
「あなたには木に登る才能が有ります」
「その才能をもっと伸ばしましょう!」
「その才能は本当に素晴らしい才能ですよ!」
「ですから、今日からその才能を開花させるために木に登る練習をしましょう!」
と言うのです。
すると豚は
「自分にはそんな才能が有るんだ!」
「そうか!やってみよう!」
となります。
豚にそのような才能が本当に有るとは思わないのですが、人には一流の接客をする才能は必ず眠っています。
どのような人もそれをやる気になって練習に学習し、訓練をすれば必ず出来ます。
日本人も中国人も同じ人です。
単に習慣などの違いからマナーを知らないだけです。
後はそれをやる気になってやってみることが出来るのか?どうか?だけですよ。
そのやる気を引き出すことさえ出来れば、中国人にも一流の接客は出来るのです。
まだまだ、私のお店も一流とは言えませんが、これから先、一流の接客を目指していけると考えています。
その第一にするべきことは、スタッフの才能を信じ、その才能をスタッフ自身も自覚することです。
その為には、スタッフの才能を褒めることなんです。
「素晴らしい笑顔を」
「素晴らしい声を」
「素晴らしいスタイル」
「素晴らしい歩き方」
「素晴らしい指先」
「素晴らしい口元」
「素晴らしい・・・・・・・・・・」
とその才能は本当に多いのですよ。
一人、一人の才能を見つけ、それを褒める。
そして、その才能をもっと輝かせてあげる。
それが結果として一流の接客を目指すことになります。
知らない間に格段に接客は向上しています。
本人も気が付かない間にです。
そしてそれが習慣になります。
習慣が変われば、マナーは変わり、人間力は向上します。
人が成長をするのです。
マナーの向上により人は成長をして、結果、それがお金などの豊かな生活に繋がります。
私のスタッフもまだまだ、成長の途中ですが、何時かきっと素晴らしい人格を持った素晴らしい女性、男性になると確信をしています。
それだけの才能を皆、持っていることを私は知っているからです。
誰にでも素晴らしい才能は眠っています。
その才能を見つけ、伸ばす。
磨きをかけ、輝きを増す。
豚もおだてれば何時か木に登ることが出来るかも知れませんね。
後は豚自信がそれを自覚することが出来るのかどうか?だけなのです。