私は10年間息子と二人で暮らしていました。
いわゆる父子家庭ってやつです。
今はその息子も美容師として仕事をしていますので、別々に暮らしているのですが、私は、息子に「勉強をしなさい!」って一度も言った事が無いんです。
だからと言って息子が特別不良だったわけでもないですし、まあ、レベルの高い高校じゃなかったですが、確か学年でも6番か7番くらいの成績だった記憶があります。
ただ、私がいつも息子に言っていたのは 「勉強はやらないより、やったほうが絶対いいよ!」 とだけいつも言っていました。
更に 「勉強をやるのもやらないのも自分の勝手だけど、後で、勉強が出来なかったのは家庭のせいだとか親のせいだとか言わないでくれよ!」 と。
また、 「学歴というのだけが全てでないと思うんだけど、社会に出てから学歴というの大きなハンデキャップになるよ!」 とも。
「中卒より、高卒、高卒より大卒、更に言えば有名なレベルの高い大卒なら尚のこと大きなハンデキャップとなるよ!」
「但し、それも全てではなく、ハンデキャップの一つだけどね」
「しかし、ハンデキャップって以外に大きいと感じることってあるから、やっぱり、勉強はやらないより、やったほうがいいんだよ!」
「まあ、将来に何がやりたいか?によっても変わるけどね。」
「例えば板前のような仕事だったら学歴というハンデキャップはあまり意味が無いことだってあるしね。」
「そのやりたいことのためには何をするべきか?だけどね」
「今、もし、将来に何がやりたいのか決まっていないんだったら、やっぱり勉強してハンデキャップを身に付けたほうがいいだろうな・・・」
「就職するときにも選択の幅が広がrからね」 「就職後だってその後の昇進なんかにも影響がある場合だってあるから」
「そんなの関係ないって! そんなハンデキャップ乗り越えて見せるって!そんな勇気みたいなものがあるんだったら、それはそれでいいかもね。」
「世の中にはそうしてハンデキャップを乗り越えて立派になった人は沢山いるからね」
「でもそれって実は勉強するより大変なことだということは理解して欲しいな・・・・」
「勉強ってやっぱりやらないよりやったほうがいいんだよ。」
私はそんな話を息子によくしました。
その話を理解したのかどうかはわかりませんが、実はそんな話をするようになってから、息子の成績が上がっていったんですね。
私にとっても不思議なことだったんですが、彼はその後、進路を美容師になると決め、専門学校に進み、もちろん特待で。無事卒業し、今美容師として仕事をしています。