橋本市ファミリーサポートセンター“スマイリー”のブログです。
南米アマゾンの子育てエピソード(3)
南米ブラジルには、日本からたくさんの方が移住しています。
その子どもたちも 4世になります。
日本語もほとんどの子が話せません。
ブラジルの学校は、午前中の授業だけ、または午後だけという二つにわかれています。
午前中は、学校に行き、午後からは、英語やバレエなどの習い事に行きます。
日系人の子ども達は、学校に入るまでは、おばあちゃんたちと
家では日本語で話すので、会話は日本語ですが、小学校に行きはじめると
すごいスピードでポルトガル語を覚え、いつのまにかポルトガル語になっています。
だから土曜日は、 日本語学校で日本語の勉強をしています。
日本語学校の生徒たちが、福祉施設のおじいちゃん、おばあちゃんたちに
「チューリップ」をうたっています。
年に1回の慰問では、はじめにみんなで施設のお掃除!
お掃除がおわると、一生懸命覚えた日本語の歌をうたったり
おゆうぎをしたり、お琴の演奏をします。
子どもたちのポルトガル語とおばあちゃんたちの日本語、
言葉は通じなくても 心は通い合っています。
日本の反対側 ブラジル
遠く離れていますが、日本文化 しっかり受け継がれています。
主任アドバイザー 山田裕子