ローカライズのキモチ
こんばんは
ローカライズ担当のKです![]()
中国語のゲームテキストを日本語に直す作業をしています。
この作業にはNPCの台詞なんかも含まれています![]()
おじいさんNPCならその世代が使いそうな言い回しを探し、キャラ立ちするよう考えます。
どういう言葉を使えば、らしさが出る訳になるか近所の爺さんの話し方を思い出そうとしたりします。
学生の頃、研究というほどたいそうなものでもないですが後学のためにと中国の中央電視台のドラマなんかを
自分だったらどう訳すかなんて考えながらぼんやり見ていました。
(それはちょうど日本語の字幕が下に出ていました。)
そのドラマの中で、彼女にフラれ未練たらたらの友人を主人公が叱責するシーンで言い放った台詞:
「不能一顆樹上吊死!」
直訳すると「たった一本の樹で首つるな」でしょうか![]()
もうちょっと台詞らしくするとしたら「たった一つの事(女)にこだわるんじゃない」といったところでしょうか。
これくらいだったら僕にも訳せるよ、こっちは余裕しゃくしゃくです。
ところが日本語字幕に表示されたのは……
「女なんか星の数ほどいるだろーが!」でした・・・![]()
僕は低い唸り声をあげ、センスの違いに打ちのめされたようなカンジでした。
まあ、ちょっと大袈裟ですが。
それでも、もうちょっと本や映画に触れる幼少期を送ってればなあ、と。
要はどれだけの言い回しを蓄積してきたかということだと思わずにはいられないわけです。
以上、僕が舌を巻いた字幕の思い出でした![]()