「堂々と 俱梨伽羅紋紋 風呂で見せ」


茨城のセントレジャーGC水戸でゴルフをしたときのこと。

後ろから風体態度が崩れた、一見してヤ印と思われる4人組が

ついてきたのでございます。

その胡散臭さと怖さに、私たちはプレーが遅くならないようにしようと

注意し合いながら18ホールを無事回り終えました。遅かったりしたら、

後ろからボールとか鉄砲とかを打ち込まれかねませんからね。

終わってホッとして、風呂へ入って、汗を流した気持ちよさを

味わいながら着替えのオべべを着ていたken-bo。件のヤ印が

風呂場から上がって脱衣所に戻ってきたところで思いっきりビックリ

しました。なんと、ヤ印の体には俱梨伽羅紋紋、つまり入れ墨ですね、

これが彫られていたからでした。

ken-boのゴルフ歴は約40年。各地の様々なゴルフ場でプレー

してきましたが、一度も風呂場で入れ墨を見たことはありませんでした。

スワ一大事。

そのスジの人も、シロウトさんに迷惑をかけるのは自分たちの遊び場

から締め出されることを知っていますから、ゴルフはやっても風呂には

入らないのが不文律です。にもかかわらずこのゴルフ場は

何を考えているのか、風呂に入るのを放置しているんだなあ。

イヤな感じを味わった1日。もう二度とこのゴルフ場には来ないと

心に決めてハウスを後にした次第。フロントも事務的だったし。

「フォアキャディ 赤旗上げて 死んでいた」


まるで日清戦争で「死んでもラッパを口から離さなかった」木口小平さん

のようではありませんか。

フォアキャディというのは、選手の打ったボールの行方を確認するために

配置された局外者ですね。ティグラウンドからOB区域などが見えない

ような場所に配置されることが多く、OBのときは赤旗を、セーフのときは

白旗を上げて選手に知らせる役目を負っています。

このフォアキャディは、選手の打ったボールが頭を直撃し、意識が混濁

しながらもボールがOB区域に入ったことを懸命に知らせながら息をひきとったと

思われると、伊藤さんは語っています。

職業意識に徹した姿勢は永遠に語り継がれるはずだ、とも。

このようなフォアキャディがいるかと思えば、ボールはセーフだったのに、

間違って赤旗を上げてしまったフォアキャディがおりました。

そのために選手はOBの合図があったと思ってもう一度打ち直し。

ところが悪いことにその選手、暫定球を打つ旨をマーカー等に伝えず

無言で打ったために、その打ち直しのボールがインプレーになって

しまったんだな。

こんなことがあって結局、尾崎さんは高橋さんに負けちゃった。

愚かなり、尾崎さん、ですね。

打ち直しをするときは、フォアキャディが赤旗を上げようが、必ず「暫定球を打つ」

と言わなくちゃ。不貞腐れるとロクなことにならないというお話です。

「早く打て どうせ外すに 決まってる」


グリーン上のパッティングですね。どうせ外すのに、

時間をかけてラインを読んで、入れようとしているんです。

ken-boがこのあいだ一緒に回った谷田さんは、

なかなかラインを決められなくって、いったんアドレスを

とっても「違うなあ」とか何とか独り言をつぶやきながら、

アドレスを解いてまたラインを確認するんです。

見てるほうは、肩すかしをくらって、ズッコケるよ。

谷田さんはそんなにゴルフが上手じゃない。平気で

100を叩くんですから。

でも自分では上手いと勘違いしているんだな、困ったことに。

そして上手な人は時間をかけるものだと思っているんです。

でもほんとうに上手な人は、早いもんです。

グリーンに上がる前からだいたいのラインは把握していて、

ボールをマークするころにはしっかりと読み終えているもの。

アドレスに入ったら、距離感を出すことだけを考えます。

中部さんは早かった。ken-boがウロウロしているうちに、

パッと構えてパッと打ってストンとカップインさせて、

当然というような顔をしてましたね。ウワッ、カッコいい!

さすが日本アマ6回。ゴルファーは、こうでなくっちゃ。