10年という自分に課せた月日。

長かった。

色々なものを捨て、振り切って生きてきた。


過程はどうあれ、ただ、それだけ


言い訳はない。


ただ、それだけ。
大きな仕事を終え、暫く落ち着きたいところですが、すぐさま次の仕事に就かなければならず、やっぱり落ち着きません。

約2年ぶりの出張です。

まさか、もう一度この地に来ることになるとは思ってもいませんでした。

俺にとっては、人生の分岐点だった土地。

愚かな自分を悔やまずには居られない土地。


人生とは何処まで残酷なのか。


自分に課せた鎖が解けるはずなのに、幸せの欠片も見えない。

この10年はなんだったのだろう。
仕事が最大の山場を迎え、朝から深夜まで仕事しかしていない中、地元から届いた1通の封筒。

差出人は、昨年の小学生の時の同窓会幹事。

昨年のゴールデンウィークに同窓会をしたのに、何故また連絡がくるのか。

連続でするのか?

と、思いながら開けてみる。



そこには、まだガキで裏も表もない、純粋だった頃の仲間達と、笑顔で酒を酌み交わした同窓会の写真と手紙。


この辛く厳しい日々の中、その写真と手紙は固く縮こまっていた心を一瞬で解きほぐしてくれました。


同窓会をやって一年近くになるのに、今更写真を送ってくる幹事のいい加減さにも笑ってしまいました。


この広い世界での限られた人々との出会い、別れ、再会。

様々な道の、様々な人生。

仲間達よ、お前達は幸せか?

仲間達よ、俺は上手く生きれているだろうか?