たった25粒のほどの手のひらにのる種から採れた種
ひまわりプロジェクトに種を届けるための最後の作業
取り分けた種を封筒に入れて重量を計って、名前を書いて届けます。名前を書くということは、この種を作った人が誰だかすぐにわかってしまうということ。計量も間違いのないように2~3回、計って確認しました。
重量は、480.4gと485.5g。合計:965.9gでした。手のひらにのるくらいの25粒程度のひまわりの種から採れたひまわりの種は、1㎏弱。
「すごい❣」
種を届けるには、この封筒に名前と計量した重量をいつもより丁寧に読みやすい字で記入しました。こんな些細なことでも初めてのことにちょっと緊張。これで肩の荷が下りました。
25粒植えた種から20本の芽が出て、移植を嫌うひまわりですが、苗の成長の勢いがあって、手狭に感じて、移植しようとしたら、移植の途中で茎がポキッと折れて枯れてしまったものもありました。19本のひまわりが育って、1本だけ3輪の花をつけて、21輪の花が咲きました。花はきれいに咲いたのですが、種になる途中で、雨続きでカビになってしまったり、とけて崩れてしまったのもあるから、全部の種から花が咲いて、咲いたひまわりの花、全部が種になったわけではないんです。無事だった種だけを取り出して1kg弱。
今回、収穫まで体験してみて自然の恵みの中で種が作られていくことを強く感じました。ひまわりを育てていると毎日のお天気が気になって、外の景色やひまわりの状態を観察するようになりました。いくら頑張って育てても最後はお天気次第。種の採種期間に晴れてくれたおかげで乾燥がしっかりできました。今年は台風の直撃や種の収穫時期に晴天が続いたおかげで、ラッキーだったのかもしれません。ひまわり油にするには、一瓶にもならない量ですが、全国の同志が育てたひまわりが集まって、
「どうか今年も美味しいひまわり油になりますように!」
と願うばかりです。
これから先、NPO法人シャロームさんのひまわり油を見ると、何か特別に熱いものを感じそうです(^^♪
枯れないお花(造花:アーティフィシャルフラワー)やプリザーブドフラワーを使ったお花の制作依頼に関しては、こちらの記事をご覧ください。
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