ーFor Your SMILEー
(暮らしに花を添える楽しみ方を提案)
花を使ったハンドメイド教室
ラズリィフラワーです
生きがい大学での ハーバリウムボールペン作り
いよいよ本番当日
実は70~90代の方たちといえば
私からすると母ぐらいの年齢
人生の先輩方です。
母ぐらいの年齢の方だと
ハンドメイドで小物を作って楽しむ
というよりも手に職をつけて
何事も真剣に懸命に生活されてきた方ばかりで
ゆとりの時間や余暇を楽しむ時代ではなかったと思います。
ましてや生きがい大学に参加される方は
コロナ禍をものともせず、
8月25日の暑さの中で集まってきてくださっています。
このような生きる姿勢に本当に頭が下がります。
そんな中で講座開始
作るものは小っちゃいボールペンでも
花材はいっぱい
机を並べて広げるときも
自然と手伝っていただける
何とも心の温かさにホッとしました。
今回は、隣町のコミュニティーセンターに
一人で伺ったので
作業風景とかの写真を撮る余裕もなく
最後の完成品の写真撮影のみになりました。
試作品として
ゴールドとシルバーのボールペンのほかに
家中にある過去に作ったり、
使い終わったハーバリウムボールペンを
かき集めて持っていきました。
全ては好みの問題
これだけの見本があれば、
幅広く作っていただけるのではないかと考えました。
決まりも何もありません。
好きな花材を詰めるだけ
十人十色
13人いたら13通りのボールペンになります。
作り始める前にハーバリウムについてどのくらい知っているのか?
たずねてみたところ
ハーバリウムを知らない方もいました。
ましてやハーバリウムボールペンも初めて
最高齢の方は92歳
いざ始まってしまうと
今まで見ることもなく作ることもなく・・・
初めてのハーバリウムボールペン作りに
チャレンジすることになってしまっても
誰一人、ひるまずに話を聞いてくださる姿に感謝しながら
作り方の説明をさせていただきました。
花材選びも思い思いにとっていただき
少しずつ作業開始
花材の種類が多いと
その分あれもこれも使いたくなってしまいます。
それを足して、引いて、引いて・・・
と強調しながら
それぞれに花材をボールペンに詰めて
いただきました。
花材を選びながら会話も弾み
見本を確かめながら確認したり
皆さん、楽し気に作られていました。
専用オイルは、各自でしていただこうと思っていましたが、
変更して
お一人お一人確認しました。
その時にひとこと二言話をしながら進める作業の繰り返し、
オイルがしっかり入ったかも
1人ずつ確認。
中栓をしっかりボンドで固定するところまで
1人ずつ確認。
手間取る用な気もしますが、
ここは手を抜きたくないところです。
あとからやり直しができないところがないように
チェックしながら
予定の時間内で
仕上げることができました。
尊敬すべき最高齢の92歳の方
しゃきしゃきで毎朝畑仕事で6時~8時まで畑に出ているといわれていました。
私もそうありたい
生涯現役でいきいきと生活を全うしたい
そう思える方でした。
指や手先を見ると
まさしく働く手
小さい手ですが
たくましくしっかりした手でした。
ほかの参加者の方も皆さん
てきぱきと動かれる方ばかり
きっと今までの生き方がそのような行動に出るんだなぁ~
とつくづくと思わずにはいられませんでした。
私自身は、ちゃんと気に入ったものを作っていただけただろうか?
これで良かったのだろうか?
聞きたいけど・・・
聞くのが怖い、というか聞くと押し付けのようになるし・・・
と、思っていたところに
前列に座っていた最高齢の92歳の方が
「楽しかった~」
といってくださいました。
「今度作るときは、花の向きも気を付けて、また作りたい」
といって笑顔で話している方もいました。
お一人お一人とゆっくり会話を交わす
ことができませんでしたが、
ちゃんとしたものを作っていただきたい!
その気持ちは伝わったような気がします。
担当の方からは、また来年も
という、うれしい依頼を受けて変えることができました。
一期一会のハンドメイド講座は、
ドキドキしながらも、
作って帰るときの満足げな様子を見るとホッとして
やって良かった!
と思える瞬間に変わります。
今日も皆様にとって、素敵な1日になりますように
暮らしに花を、生活に彩りを、趣味から広がる
「花」のある生活を応援する
ラズリィフラワーは、
鹿児島県志布志市の
花を使ったハンドメイド教室
です。