午後のひと時のティータイム。
窓際に置いたテーブルとイスは私の指定席。
お庭に咲いた可愛いお花は花籠に。
焼きたての美味しいケーキと風味豊かな紅茶を用意したら。
今日もいつものティータイムの始まり。
そんなことを考えているだけで幸せな気分になりますよね。
今回は、そんなティータイムにとてもよく合う可愛いジャズのご紹介です。
作詞:「Irving Caesar:アーヴィング・シーザー」
作曲:「Vincent Youmans:ヴィンセント・ユーマンス」
の「Tea For Two:二人でお茶を」という曲です。
1925年のミュージカル「No, No,Nanette:ノー・ノー・ナネット」で使われてた劇中曲です。
スタンダードジャズとして知られていて、数多くのカヴァーがあります。
1950年に「二人でお茶を」として映画化されて、主演の「Doris Day:ドリス・ディ」の歌で有名になりました。
日本でも上白石萌音さんがカヴァーしています。
この「Tea For Two:二人でお茶を」はリズムも歌詞もとても可愛いのです。
そんな可愛い歌詞をご紹介します。
「想像してみて、あなたの膝に座る私を」
「二人でお茶を楽しみながら」
「あなたと私 二人きり」
「誰も近くで見たり聞いたりしていない」
「週末の休みに友達や親せきも来たりしない」
「知らせないようにしましょう」
「私達が電話を引いたことを」
「夜が明けて目が覚めたら」
「シュガーケーキを焼き始めるわ」
「食べるのはあなた」
「他のみんなにはみせるだけ」
「私達は家庭をもつのよ」
「息子に娘」
「分かるでしょう。どれだけ幸せか」
歌詞だけみても本当に幸せそうな二人の姿が想像できますよね。
私はこの曲をサックスでよく吹きます。
私がサックスを吹いていると、隣で娘が楽しそうに歌ってきます。
まだ娘が小さい頃、娘が遊んでいる隣でよく吹いていました。
娘もそのことを覚えていたらしく、歌詞もいつのまにか覚えてしまったようです。
私は、この曲を吹いているとなんだか幸せな気分になってきます。
そして、美味しいケーキを作りたくなってくるのです。
もちろん、残念ながらサックスを吹きながらではケーキは作れません。
「Tea For Two:二人でお茶を」を聴きながら、ボウルの中の生地をひたすら楽しくかき混ぜています。
本当に可愛いジャズなので是非、聴いてみて下さいね。
それでは、「Tea For Two:二人でお茶を」を聴きながら、素敵なティータイムをお過ごし下さいませ。