春は綺麗なお花がたくさんあって、とてもワクワクしますね。
私は、お花にかかわることが大好きです。
お花をいけたり、お花の絵を描いたり、お花の写真を撮ったり、お花を育てたりと。
でも、まだ、まだ苦手なこともあります。
それは、「ガーデニング」です。
最近、皆様のおしゃれなガーデニングの写真と綺麗なお花の風景写真を拝見させていただきながら楽しく勉強させて頂いております。
皆様のガーデニングを拝見していると、植物を育てることに温かい愛情が感じられてとても感心してしまいます。
お花の風景写真には、植物の生命力の強さが感じられ、私も力をもらうことができています。
お花をいけていると、お花を育てることも得意なように思われがちですが、それは全く違うものだと思います。
ガーデニングは植物を一から育てていくこと。
季節や温度によって肥料の量を変えたり、様子をみながら水分を与えたりとお世話をしてあげないと綺麗に育ちません。
ガーデニングは、人間に例えるとしたら「子育て」に似ていると思います。
それでは、「いけばな」は例えるとしたら何になるのでしょうか?
「いけばな」は、植物の美の特徴を見極め、お花の本来持っている魅力を最大限に引き出してあげることです。
「いけばな」は例えるとしたら、「子育てが終了し、成人になった我が子に磨きをかけてさらに魅力的にすること」でしょうか?
こう考えると、「ガーデニング」と「いけばな」は繋がっているのだと思います。
植物は愛情をかけて大切に育てられ、独り立ちして、美のセンスを身に着けさらに魅力的になっていく。
そして、その成長する姿を写真に収める写真家の皆様方がいます。
日々変化するお花の成長過程や咲き誇った綺麗な姿にシャッターを切り、その一瞬、一瞬をカメラに収めていきます。
その作業は、お花がこの世で精一杯生きた証をアルバムに残していく大切な作業ですね。
これだけの皆様の深い愛情をかけてお花は育ち、そして散っていきます。
私達は、意識しないうちに、お花の大切な一生にかかわっていることになりますね。
こんな風に考えると、私達人間も、これからの自分の人生を丁寧に、そして精一杯に生きてみたくなってしまうのは私だけでしょうか?
また、お花をいけるとき、今まで以上に魅力的にいけてあげたいなと思うようになりました。
これからも、皆様の素敵なお庭の写真、綺麗なお花のある風景写真を拝見させていただきながら学んでいきたいと思っています。
皆様の素敵なお花の写真に出会えることを、とても楽しみにしております。