ひらひらとしていて可愛いスイートピー。
私は、真っ白な雪柳に合わせて白のスイートピーを選びました。
窓際にいけてみると白いカーテンに同化して、カーテンの模様の一部のように見えとても綺麗です。
まるで白い蝶が羽ばたいているよう・・・。
私のお家にも優しい春がやってきました。
今回は、そんな可愛くて優しいイメージの「スイートピー」のお話です。
花言葉は、「門出」「やさしい思い出」「繊細」「デリケートな喜び」など。
「門出」「やさしい思い出」は、花びらがひらひらとして飛び立つようなイメージからつけられました。
ピンクや黄色、紫、オレンジ、緑色などのカラフルな色のスイートピー。
春の時期にお花屋さんに入ると、一番に目につくお花ですね。
どの色も素敵なので、私も選ぶときに迷ってしまうほどです。
また、大英帝国のジョージ5世の戴冠式に使われたことから、注目されたお花でもあります。
そのカラフルな色ばかりに目がいきますが、スイートピーには甘い香りがすることをご存知でしょうか?
「なぜか今日は、お部屋が甘い香りがするなあ?」
と思ってその香りをたどると、実はスイートピーの香りだったという経験をした方もいらっしゃるのではないでしょうか?
その通りでスイートピーには、ほのかに甘く香水のような、とても良い香りがするのです。
スイートピーの香りの主成分「リナロール」には憂鬱な気持ちを和らげ、自律神経を整え気持ちをリラックスさせる効果があると言われています。
私も少し疲れがたまっているときに、スイートピーの香りのおかげなのか?いけてある玄関に行くたびにその甘い香りに癒されました。
もし、疲れがたまっているときや、イライラしてしまうとき、スイートピーをいけてみるとその甘い香りで心が少しでも癒されるかも知れませんね。
植物の本来の持つ香りというのは、それだけで心が満たされます。
お花の持つ美しさを目と鼻で感じることは、とても贅沢な時間のように思います。
また、スイートピーに合わせるお花は、「雪柳」「こでまり」「チューリップ」などと合わせてキュートな春らしいイメージでいけてみましょう。
もちろんスイートピーだけの一種いけもおすすめですよ。
その場合には、一色ではなくカラフルな色で変化をつけることがポイントです。
いけて日にちが経つと、下の方のお花から傷んでくると思いますが、その場合は傷んだお花をとって茎を長くしたまま飾っても大丈夫。
今度は、高低差を上手く利用していけ方に空間を持たせてみましょう。
スイートピーの茎の長さはそのままでも、お花をとった分の空間が生まれ、爽やかさをプラスすることができますよ。
さあ、今日のお買い物のついでに、お花屋さんをのぞいてみませんか?
そして、お好きなカラーのスイートピーを選んでお部屋に飾ってみましょう。
きっと、甘いスイートピーの香りに癒されることでしょう。