お正月花でいけた梅の花が満開を迎えております。

 

我が家のお正月は3日まで。

 
お正月最後の3日目は、新年の小さな「お茶会」をして厳かに過ごすのが私達家族の楽しみの一つになっています。
 

私も少しだけいけなばでお茶会のテーブルコーディネートのお手伝いです。


まず、大きな梅の枝を切って小枝にし、再構成してオリジナルの小さな梅の木を制作します。

 

そして、千両も短く切り再構成して小さな千両の花束を作ります。

 

花器はあえて使わず、枝の組み合わせだけで梅の可愛らしさを表現します。

 

散りゆく梅の花びら・千両の実もあえてそのまま散らして、自然のありのままの美しさを表現させます。

 

そして、再構成された小さい梅の木のそばに「茶花が描かれている扇子」をそっと添えて完成します。
 
 
 
家族だけの季節のお茶会は娘が高校生のときに茶道部の部長をしていたのをきっかけに始まりました。
 
茶道の先生が教えにきてくださって終了書も頂いたようです。
 
私は華道の知識はあるものの茶道の知識は全くといっていいほどありません。
 
娘も茶道の指導を受けた期間がたった3年間。
 
たくさんある所作の中の一部の知識ですが、娘が教えてくれるのでとても助かっています。
 
それからは、季節ごとに抹茶を頂くことも多くなりました。
 
娘にダメ出しをされながら楽しくお茶会をしていますよ。
 

それぞれに好きな抹茶茶碗を購入しようと思っているのですが、素敵な器ばかりでなかなか決めかねています。

 

そのため、まだ1つしか購入できておりませんが・・・。

 

それでも季節はめぐってきますので少し大きめなお茶の器で代用しています。

 

なんといってもお茶会の楽しみは季節を感じられる上生菓子。

 

自分でも作ってみたいのですが、なかなか敷居が高く手が出せません。

 

やっぱりいつもお店に頼ってしまいます。

 

今年も「高林堂」さんの上生菓子にしました。

 

「松」・「竹」・「梅」・「鶴」・・・

 

おめでたいものばかりです。

 

甘さがほどよくお上品で抹茶によく合っていて美味しいです。

 

 

 

目でも楽しませてくれる美しいデザインの美味しい上生菓子。

 

そのあとに頂く少しだけほろ苦い抹茶。

 

抹茶の香りと深い緑の色合いがいつも私を癒してくれています。


今年も梅の香りがふわっとただよう中での素敵な新年のお茶会でした。