2015.09.05 ノラ猫“マロ”(その1) | 『一人暮らしの猫飼い』

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●2015.09.05 ノラ猫“マロ”(その1)
9月5日土曜日の昼。
所用で外出するが、目的地までは自転車で10分程、晴れているし時間もあまり気にしないから、目的地までの通り道は何通りもあるが、そんな時でも、ある道を使う。
かつて、通勤時、帰宅時に通っていた道。
車は平日もあまり通らない、その通りには野良の子、その通り沿いの何処かの世帯に、面倒を見てもらっている仔もいる。
正確な頭数は判らないが、複数の猫が居て、通る人間によっては、すり寄って来る。

今のマンションに引っ越した後は、その道を通る機会はほとんどなくなった。
それでも、わざわざ遠回りして、猫たちの様子を見に来ることもある。
以前から気になっていたのは、写真の野良猫、”マロ”と、そのマロと一緒に居る機会が多い、小柄な黒猫が、どうしているか。
猫(あるいは犬)の名前で、“マロ”と呼ばれている猫は多いと思う。
白地の毛に、両目の上から、耳にかけて(左右対称が多い)黒の点、あるいは点ではなく、両耳全体に黒い猫がいる。
興味深いのは、白地に、目の上から耳が黒い猫は、しっぽ全体、あるいはしっぽの付け根が黒い猫も多い。
この町に引越しした、4年前から見かけている、写真のマロ。

  

尻尾は全体が黒、両耳の内側に、黒丸が左右対称にある。
尻尾は短くて、ツイストしているかのように、数か所で曲がっている。

この日は見かけなかったが、黒猫の方は、赤い首輪をしていたが、このマロはしていない。
私はいつものように、ほとんど漕がずに慣性で、徒歩と変らないぐらいのスピードで進む。
いつもの場所で、“マロ”が居ないかと右側をみていたが、よく見かける借家が数件並んでいる場所、その借家の駐車場に座っているのを見つけ、自転車を止めた。
マロの方も、私の事に気付いて、近づいてきた。

だいぶ前に、何度か焼きカツオを、黒猫と一緒にあげた事が有ったが、何もあげる物が無くとも、マロは寄って来る。

私の足、ふくらはぎの辺りに、頭と背中を摺り付ける。
私からお礼に、マロの頭から背中を撫でてやるのだが、あまりしつこいと、マロから前足でフックのお返しを貰う。
外で暮らす、半ノラのような猫のマロ、気が強い。



マロ♂の肉球

マロの肉球、外で暮らす猫、アスファルト、あるいは砂利の上を歩く日常、写真では判りにくいが、家猫のすえ吉♂と比べれば、ささくれている様子。


すえ吉♂の肉球

このマロ、以前からに気になっていたのだが、私が最初にマロに会ったのは、2011年の冬で、発情期が来ていたと思う。
帰宅途中、ハイテンションと言うのか、尻尾を立てて、“フォッ、フォッ、”と近づいてくる。
駅からの帰宅路、その通りを進んで、信号を超えれば、よなよな猫達が集まって来る公園が有る。
複数のエサやりさんが餌を与えていたその公園に集まって来る猫たちの中に、ミシェル♀の母親(ニューn)、すえ吉の母親アメショー柄の邦丸(父親と推定している、ハチワレの照美)も、毎晩見かけていた。

発情期にマロが、公園まで遠征して、メスを探していた可能性は十分ある。
ミシェル♀と亡くなったレニー♂の父親が、マロだった可能性もある。

※12年3月にミシェル♀を生んだ、ニューは、その半年前11年の秋にも、2匹の仔を生んでいる。
その中の1匹は、白猫、オッドアイ(私は、チヒロと呼んでいた)の仔は、マロの仔だったかもしれない。


  

毛並みは、以前より綺麗になった、眼光は鋭い。

気になっていたのは、マロは、この通りの何処かの世帯にエサを貰っているはずで、栄養状態は良好。
黒猫のように、首輪は無かったが、外飼いの“半ノラ”のような状態。
以前に、股間のイチモツを確認した時、発情期だったからか、“巨峰”のような立派なものがあった。
面倒を見ている人は、外で暮らすマロがどこで何をするのかあまり関心が無いのか、去勢手術をしていなかった。

昼12時過ぎに久々に再開したマロ、この日確認したマロのイチモツ。
耳の先端を先に確認していたのだが、マロの耳は、サクラカットは無い。
ただ、過去にメスをめぐって幾度も戦ったからか、耳の外周は細かい傷が複数ある。
注目の股間のイチモツは、

  



  

実際に、指先で確認したが、マロのイチモツは、無事、種無しブドウになっていた。
耳先のカットは無いが、誰かが手術をさせたようだ。