子供が持っている鍵【娘・息子】
娘の受験、息子のセレクションが終わりやっと我が家に普通の日々が戻って来ました。
色々なことがあった2週間でしたが、子供たちはまた何か大切な物を得たと感じます。
先日、中学の入学説明会に出向いた妻は校長先生から『子供が持っている鍵』の話を聞きました。
『子供は自分の鍵を持っている。
その鍵がどこに合うかを調べるのが入試です。
入学にそれぞれ色々な思いをお子さんも親御さんもお持ちでしょう。
しかしこの一生に一度しか無い小学校6年生2月に鍵の合ったドアがこの学校だったのです。
親御さんは受験勉強で子供が握り締めていた鍵を1度預かり汗をふき取りもう一度渡してあげて下さい。』
校長先生は・・・・・
毎年、色々な親子を見て『第1希望だった方、第2希望だった方、そして第3・4希望だった方や学園にも前年4月から何度も足を運んだ人、入試説明会が2回目の方』とそれぞれ色々な背景を持った人々を受け入れて来たそうです。
自分の第1希望校への想いが捨てられず欠席する子、すべてに第1志望校と比較して『こんなはずじゃ』と悩む子も当然いたそうです。
校長先生の言う
『親御さんは受験勉強で子供が握り締めていた鍵を1度預かり汗をふき取りもう一度渡してあげて下さい』
とは受験で疲れ傷ついた子供たちをリ・セットさせ新たなスタートを切るお手伝いをしてあげて下さいとのメッセージなのです。
帰りに妻は娘との長い電車の中でこの校長先生の話をしました。
そして昨日、ヴェルディのセレクションから戻った息子に娘が校長先生の『子供の持っている鍵』の話をしていました。
最後に娘は『セレクションでライバルにボールを譲っちゃうのは駄目なのかも知れないけど、どんな時でも人に優しく出来る事は凄い良いことだし、そんな弟を私は誇りに思うよ』と息子を励ましていました。
校長先生から言われた通りに息子の鍵を預かり汗をふき取ったのは受験を終え一回りも二回りも大きく成長した娘でした。
2人とも4月からきれいになった鍵を握って新たな生活が始まります。
何年か後にまだ自分の鍵をドアに差し込む為に日々努力をして行って欲しいと思います。