御茶ノ水でのサッカー談議【雑感】
今日から始まった新たな仕事(プロジェクト)で週1~2回3年間通う事になるJFAハウスに行った。
仕事の内容としてはかなりJリーグ諸々の知識をデータ作成などに要するので、先方からご指名して頂いてのプロジェクト参加となったが好きで観戦していたサッカーが仕事に生きる反面、忙しくなってしまい平日開催の試合は観戦出来ないのではとの不安も出てきた。
今は大きなプロジェクト参加と五輪代表監督反町氏などが普通に同じエレベーターに乗っているようなJFAハウスのサッカーを身近に感じる環境を楽しんでいるが、これからの莫大な仕事と責任の重さを考えると長い3年間になるような気がする。
昼休みの空いた時間に1Fのヴァーチャルシアターなども鑑賞したが、上映内容が時間単位で固定なのでお昼休みしか鑑賞出来ない私にとっては1回で楽しみも終わりである。
今回の仕事は実際4月から始まる予定ではあったが、普段の業務が異なる4社が絡むプロジェクトの責任範囲を詰めるのに時間を要してしまった為、この2ヶ月半は打合せの連続であった。
当然仕事を一緒に進める方々は代表弾丸ツアーに同行するなどサッカー好きが多く色々な世代のサッカーに精通しているので、娘・息子が身を置く少年・少女サッカーでの色々な話題を聞くなど仕事以外のアフターなども楽しいのである。
先日も仕事帰りの御茶ノ水駅前の居酒屋で2時間半の寄り道をしサッカーの『平等』と『プルアップ&ボトムアップ』の話題で盛り上がった。
ボトムアップとはチーム全体に義務教育で行うような平等な練習を行い全体のレベルアップを図る方法である。
プルアップとは現在JFAアカデミーが実施しているエリートプログラムのような現時点で能力の高い人材を集め鍛える練習方法である。
しかし現在の日本ではチームでは無く個の才能を伸ばすJFAアカデミーやトレセンのプルアップ方式への理解が低く特に少年サッカー世代の地域チームからは否定的に感じられる部分があるとのことでした。
チーム全体のレベルを上げる為にチームのトッププレイヤーを鍛え、後から追うその他のプレイヤーのトップになる為の目標を高くし全体的なレベルを上げる事を目標としているのが『プルアップ』でありJFAアカデミー、トレセンなどが取組んでいるレベルアップ方法である。
なぜ地域チームからは否定的に取られるかと言う部分は教育現場や文部省が主導で展開されたスポーツ少年団時代の学校教育的『平等主義』が少年団制を廃止しサッカークラブ制を導入し移行した後も根強く残っているのではとの意見になった。
これは現時点で能力が開花していない者に疎外感を味あわせない為に日々努力などをして能力を開花した者をなおざりにし更に伸びるはずの能力を伸ばせずに終わってしまう弊害が出てきている現状である。
これは教育現場にありがちな保護者などから文句を言われない為の『誤った平等』(JFA方針での)であり裏を返せばなおざりにした者の日々の努力や費やした時間に対して平等を与えていないのである。
JFAが提唱する平等とは『能力に応じた機会の平等』であるとの事だった。
確かに私が見てきたサッカーは文部省主導の『平等主義』でありJFAが提唱する『能力に応じた機会の平等』では無いと感じる部分は多い。
日本サッカー協会(JFA)の下部組織である都道府県サッカー協会に属する各少年サッカー連盟ではあるが、JFAの提唱する『能力に応じた機会の平等』『プルアップ&ボトムアップ』『女子サッカーの普及・発展』が感じられない現状である。
私は個人的な意見としてこのJFAの考えが地域のサッカーシーンに伝わるまでには各連盟に残る教育現場が主導だった頃の方々の世代交代など長い時間を要するのではと伝えた。
それは疎外感を味あわせたくないと思う人数の方が圧倒的に多くボトムアップの義務教育的平等がある限りJFAの意思が川下まで伝わるのを阻むと思う。
しかし飲みながらの酔っ払い同士の話では日本サッカーの何かが変わる訳でも無いのだが、自分が目を向けていなかった部分のサッカーを考えさせてくれるパワーとサッカー愛あふれる皆さんとの貴重な時間は本当に楽しく思います。