娘・息子のポリバレント【少年・少女サッカー】
最近オシム日本代表監督が選手に提唱する『ポリバレント』と言う言葉がサッカー界で常用されている。
日本語に訳した意味は『多様な、多機能な』となり、日本代表に召集した選手に対して色々なポジションをこなす能力が求められている。
基本的にサッカーで必要とされる能力である走る・蹴る・止める・周囲の動きを見てポジショニングを変える・ピッチを広く見てボールを展開させて行くとの能力はプロ選手となれば高いレベルで実戦出来るのであるから、比較的に『ポリバレント』を実現するのは可能なのだと感じる。
プロで『ポリバレント』が実戦出来ないケースはこれまでのサッカー経験で築いたプライドや自分に持った他の選手より秀でた能力を追求する意識が強いからでは無いのであろうかと思う。
FWを続けている選手は何より得点であり決定力を上げる事に力を注ぐだろうし、中村俊輔のようなタイプのトップ下は決定的なラストパスへ自分の価値を見出すだろう。
川崎FのDF箕輪義信のように高さとヘディングに自分の価値観を生む物などプロ選手としては他の選手に勝る自分の売りが重要と考える意識があるのも確かである。
多分、そこの思考が整理出来れば殆んどの選手に『ポリバレント』と言われる能力はあるのだと確信する。
サッカーを始め7年目となりチーム最上級生になった娘にも新チームではオシム監督の言うその『ポリバレント』が望まれている。
娘が所属する富士見丘アンジェリーナは部員不足から9名で今シーズンのスタートを切った。
高学年は娘以外に4名と皆が当然ながら希望のポジションにつける確率は低く今までプレーし慣れたポジションからコンバートされチームに所属する高学年メンバーにも今までとは違うポジションで『ポリバレント』を要求されている。
娘も富士見丘アンジェリーナに入部した4年生時は1年間ボランチに固定され5年生となった昨年は右サイドとボランチの併用でプレーしたが、最上級生となった今年は今まで一度もプレーしたことが無いスイーパーでのプレーをコーチから言い渡された。
しかし日本代表のように蹴る・止める・周りを見渡しボールを展開する能力が備わっていない娘にとってはボランチから1つポジションを下げるだけでサッカー感が大きく変わるようで、今までに無く考えてプレーする事を思い知らされているようです。
昔から感覚で物を覚え実践する傾向の強い娘にとっては最終ラインの押し上げや両サイドのストッパーの動きに気を払わなくてはいけないストッパーはこれまで味わったことの無い重責のようです。
先日の黄金井杯でも今までの縦横無尽に中盤で動き回ってた疲れとは違った疲れ(知恵熱?)で床に入って5分も経たない間に熟睡となりました。
しかし、そんな感覚重視の娘が黄金井杯終えた翌日からロングボールを蹴る為に教えてもらった素振り練習を続けている。
この練習は普段の練習と学習塾通いで時間に追われる忙しい娘にとっては何処でも出来る練習のようで珍しく毎日続いている。(まだ3日間ですが・・・汗)
早くメンバーが11人揃ってこの努力が報われれば良いのだが、こちらの方はなかなか難しいようだ。
メンバー募集(常に体験練習OKです・・・)は今月末にまた体験練習のチラシを小学校で配ってくれるようなので、そちらの効果にも期待をしたい。
娘は今までに無いほどに頭を使っているみたいです・・・
そしてポリバレントに話しを戻すと担当コーチからも器用と言って頂きトップからスイーパーまで色々なポジションをそつなくこなす息子ではあるが、先日息子の『ポリバレント』の低さが伺えるある弱点が発覚したのである。
息子の場合はサッカーの基本動作に関して言えば6年生の娘を完全に抜いており、試合中のプレーも15分ハーフの試合であるば1日の2~3試合は詳細に覚えているのである。
しかしこんな息子の弱点は雨なのである。
慣れない雨の中での練習で完全に戦意喪失の息子・・・・(汗)
所属する富士見丘蹴球団は小学校の校庭を借りている関係から雨天時の練習は中止になるのだが、人工芝で更衣室・シャワールーム完備しているサッカースクールでは雨天でも練習は行われます。
以前乗っていた我が家の車を大破させた経験のある妻はサッカースクールまでの運転がおぼつかないのか雨天は練習中止なのである。
先日たまたま私が会社を休みだった為、雨天の練習は私の送迎でサッカースクールの行われるグランドへ行きました。
練習前から気乗りしない動きのぎこちない息子の練習を見ていると雨で顔が濡れるのが気になり試合に集中出来ていないのが遠くから見ても良く分かりました。
雨だとボールも重たくなり技術的に自分の力が発揮出来ないとの話を聞いた事はありますが、息子の場合そのような原因では無く雨で顔が濡れるのを極端に嫌がっているのです。
確かに週1回通うスイミングスクールでも泳ぎ終わった息子は水から上がるなり両手で顔の水を一生懸命に拭っています。
今まで器用と思っていた息子は雨へのポリバレント能力が無かったようです。
あまりにも精彩を欠いた息子を見た妻も驚きこれからは雨天でも電車などを使って練習に行かせ慣らせねばと強く感じたようでした。
オシム監督が提唱するポリバレントとはかなりレベルが違いますが、娘には『考えてプレーすること』、息子には雨に慣れて『全天候型のプレイヤー』になれるように頑張って欲しいと思います。
