ACLアジアサッカーの洗礼【川崎F】 | がんばれ少年・少女サッカー!

ACLアジアサッカーの洗礼【川崎F】

3月21日(祝)川崎フロンターレが参戦しているACL(アジアチャンピオンズリーグ)1次予選F組第2節がホーム等々力陸上競技場で行われた。
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今日は久し振りに搬入から参加出来た元祖ビッグフラッグ
第1節はアウェーのインドネシア・マランで苦しみながらの勝利を収めたフロンターレであるが、今日の対戦相手は予選通過の最大のライバル全南ドラゴンズにアウェーでドローに持ち込んだバンコク・ユニバーシティなので気が抜けない不気味な相手である。
バンコク・ユニバーシティは名前の通り大学チームのではあるが、タイ・リーグに参加しているセミプロチーム(学生も登録)である。
タイの大学生リーグに参加するチームにセミプロ契約の選手を加えたタイ・プレミアリーグのチャンピオンチームである。
選手の中には横浜M時代に期待されアルゼンチン留学までした経験のある元Jリーガー深沢仁博(横浜M-新潟)も所属しているのである。
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出足の早いプレスとGKの見事なセービングには脱帽(15深沢)
しかし川崎Fサポーターの一番気になるのは相手のバンコク大学が身に付けたオレンジ色のユニホームである。
オレンジ清水エスパルスにはチーム創設以来勝利を収めた経験が無く、オレンジアルビレックス新潟にはJ2時代に昇格を阻まれる敗戦何度も味合わされていた。
そして今日の試合で右サイド森勇介のベンチ外は少なからず不安要素であった。
オレンジの不安などを抱えながらキックオフされた試合は開始早々6分にフロンターレの左サイドをFWスリヤにあっさり突破され先制点を許す。
相手のバンコク大学は想像以上に出足の早いプレスを掛けてきており、J1第2節の神戸戦を彷彿させる試合展開となる。
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途中に見せた長い距離のドリブルをもっと有効に使って欲しい
このような相手にはボールを動かす、裏のスペースをサイドがどんどん突いて相手を消耗させるのがセオリーだが、今日のフロンターレは激しいプレスに上手くボールコントロールが出来ず、サイドの裏のスペースも快足サイド森勇介の不在により左サイド村上和弘に偏り相手に守りやすい状況を与えてしまう。
バンコク・ユニバーシティもアウェーで早い時間帯に先制をしたことにより完全に引いて自陣での引篭もりサッカーを展開する。
川崎Fも個人技で突破を図るが、相手GKの見事なセービングによって数々の決定的チャンスを逃して行く。
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蟻地獄のように触れば必ず倒れ込みじわじわと時間を潰す
後半も同じような流れの試合展開となるが、相手バンコク・ユニバーシティの度重なる接触プレーでの倒れ込みによって時間は刻々とタイムアップへと向かって行く。
これがアジアサッカーなのである。
ホームでありながら開始早々に不用意に与えた先制点が蟻地獄のようにフロンターレを敗戦へ引き摺り込んでゆく。
そして敗色が濃くなってきた後半33分に途中出場でボランチに入った谷口博之が頑張ってルーズボールを奪い、左サイドにポジションを移していたFW黒津勝が放ったゴール前へのセンターリングが相手DFに当たりゴールネットを揺らすオウンゴールによって同点に追い付く。

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アップを見守りながら試合が気になる鬼プレスの達人今野コーチ
川崎FはFW鄭大世を送り込み決勝点を奪いに行ったがホーム等々力競技場で残念なドローで終わった。
しかし今日の試合では負ければアウェー・インドネシアでの勝利がまったくの無駄になった所を何とか最低限の勝点1を収めた事は今後の予選突破には本当に良かった。
そして相手のGK(1)のJリーグレギュラーGKにも匹敵するぐらいの数々の素晴らしいセービング(キックは最悪だったが)、チーム全員に徹底された労を惜しまない出足の早いチェックには敵ながら賛辞を送りたい。
川崎フロンターレにとっては5月23日に行われる1次予選リーグF組最終節でのアウェー・バンコクでの再戦がACLの1次リーグ突破のキーポイントとなると思われるので、それまでに予選突破を決めて欲しいものである。
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アジアサッカーの洗礼と命拾いのドローで引き上げる選手



ACL1次リーグ
F組2節
【結果】
[得点]
川崎フロンターレ 1-1 バンコク・ユニバーシティ
[勝点4]          [勝点2]


[得点者]
【川崎F】78分 O・G
【バンコク】6分 スヤリ


【入場者数】10816人