娘の捜索願い【ベレーザSS】 | がんばれ少年・少女サッカー!

娘の捜索願い【ベレーザSS】

昨日は娘が楽しみにしているベレーザSSの日だった。
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しかし娘は所属している富士見丘アンジェリーナが参加していた週末の南八王子招待大会の3試合目に相手と交錯しこぼれたボールを奪いに来た他の選手に手を蹴られ負傷した。(見る限り相手選手のプレーは当然の動きなのでしょうがないと思う)
ベンチに座っていたコーチも本人も蹴られた瞬間の渇いた『パキッ』と聞こえた音に骨折も覚悟したようですが4試合に出場し帰る頃には何とか指も曲げることが出来ていたので突き指と思い湿布をして家に帰った。
娘も翌日の卒団式で在団生女子代表として挨拶する送辞が気になっていたらしく翌朝まで痛みを訴えずに送辞の文章を考えていました。
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痛みも忘れて考えた娘の送辞は監督からも褒めて頂いた
卒団式の日の午前中に念の為に整形外科に行きレントゲン撮影をしてみると診断結果は想像以上に重く右手の靭帯が切れているのが判明し手を固定し帰って来ました。
症状は右手親指と人差し指の間にある靭帯が半分以上切れておりサッカーなどをして完全に断裂すると再建手術が必要とのことでした。
この診断結果で娘が一番気にしていたのがあと2回となったベレーザSSであった。
圧倒的な技術とパワーに刺激を受け各試合会場でお世話になった6年生との残り少ない練習を無駄にしない為に雨の日も休まず行ったベレーザSSが自分の怪我で練習参加出来なくなってしまったのです。
息子のヴェルティSSは先週で全日程を終えており妻は昨日が最後のベレーザSSと勘違いし娘に伝えていたようで、学校から帰るなりお祖母ちゃんに『味の素スタジアムに行ってくる』と言い残し普段着で家を飛び出て行ってしまったようです。
普段持って行くお祖父ちゃんの携帯も忘れ慌てて出て行ってしまったらしく味の素スタジアムで仕事をしていた私に妻から『捜索願い』の連絡が入りました。(笑)
アミノバイタルフィールドに娘を捜しに行くと娘は6年生のプレーを見ながらコーチと一緒にサイドラインを行き来していました。
妻は娘の性格から普通に皆とサッカーをしているのではと心配をしていましたが最上級生となる大事な公式戦である黄金井杯を直前に控える自覚はあったようです。
娘に『プレー出来ないのに何故行ったの?』と尋ねると娘は『去年の4月に見た現6年生は今の自分よりもっと上手かったから少しでもプレーを見たかった』と関心するような回答が帰って来ました。
そんな娘を褒めようとした時に『あと私は携帯持ってないから皆のメアド聞いてないから最後に聞こうかなって』と言った後に思い出したかのように『あと練習帰りの6年生との買い食いも出来なくなっちゃうし』と娘らしい理由も話していました。

やっぱり娘らしいなと思う理由でした。

これからしっかり怪我を治し黄金井杯に間に合うようにして欲しいと思います。