初めてのサッカークラブ【息子とサッカー②】 | がんばれ少年・少女サッカー!

初めてのサッカークラブ【息子とサッカー②】

息子は念願のサッカークラブへ幼稚園に通う前に入る事が認められ、近所の公園に週1回サッカーを習いに行くことになった。
場所は家から歩いて5分も掛からない京王線の線路沿いにある公園であった。

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息子が初めて入ったサッカークラブは近くの公園で練習
妻は娘が通うよみうりランドへの付き添いだった為、お婆ちゃんが孫の希望を叶え寒い公園に連れて行ってくれた。
入部早々の息子がぶち当たった壁はサッカーの技術では無く皆とのコミュニケーションであった。
娘に比べ言葉の遅かった息子にとっては、たった1歳と言えども幼稚園で友達とコミュニケーションを毎日とっているチームメイトとはボキャブラリー(言語数)が絶対的に少ない為、特に幼稚園年長・年中の子供とは上手く意思疎通が出来ませんでした。
これはコーチとも同じで練習メニューも身体を使っての説明は理解出来るものの言葉での説明は理解出来ない状態が幼稚園入園するぐらいまで続きました。
そんな息子に『サッカー上手いね』『いっしょに練習しよう』と声を掛けてくれる身体の大きな子がいました。
その子は幼稚園クラスでは群を抜いてサッカーが上手く、いつも練習相手として息子を指名しとても可愛がってくれてました。
クラブが実施する大会(学年別大会)では年齢が違う為、一緒に試合は出場出来ませんでしたがチーム最年少の息子をとても面倒を見てくれました。

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初めての大会で優勝を飾りますますサッカーの虜に
息子は毎週この少年との1対1の練習を楽しみ、いつかは勝てるようになりたいとサッカーの練習に通いました。
家の中でもボールを肌身離さず妻が『お風呂よ』と声を掛けると息子は素っ裸でドリブルをしてバスルームに駆け込んで行く。
朝起きて寝るまでの間は殆どサッカーボールを足で扱いながら生活し、ボールを抱いて寝る生活を続けていました。
練習に通い慣れ少年のお母さんと仲良くなった妻から話を聞くとこの身体の大きなKくんは息子の1歳年上であり初対面の頃は幼稚園年少だったのです。

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息子が最初に出会ったサッカーの師匠Kくん(写真奥)
息子が初めて練習に参加した時点で年長・年中を差し置いてクラブで一番上手かった彼を目標に息子は2年数ヶ月をそのクラブで過ごしました。
年少の最後の方は何とかKくんと互角の勝負が出来るぐらいに成長しました。
息子が練習以外で公園に遊びに行った際もKくんは小学生の彼の兄(娘の同級生)や友達に『この子は小さいけどサッカーは凄い上手いから仲間に入れてあげて』と言って小学生のサッカーに入れてくれました。
この頃から超人見知りの息子が人と付き合う時のきっかけがサッカーになり、サッカーであれば年上の小学生でも仲間に入れて貰えることを覚えました。
自分ではなかなか見知らぬ子を誘って遊ぶことが出来ない息子が、公園に行ってボールを蹴りリフティングをすると公園でサッカーをしている見知らぬ子供から大学生までが『一緒にサッカーしない』と誘ってくれることを覚えた。
そして2年数ヶ月が経ち息子が年長になりKくんは小学生になりました。

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今年の大会で師匠Kくんと初顔合わせでマッチアップ(やはり大きい)
杉並区在住のKくんは通うべき富士見丘小学校では無く家に一番近い世田谷区の小学校に越境していきました。
息子は年長になり幼稚園サッカー部の活動が始まり、念願だった『ヴェルディでサッカーをやりたい』を叶える為、クラブを辞め姉と一緒にヴェルディ・サッカースクールへ通い始めました。
息子の初めてのサッカー師匠であるKくんも小学校入学と同時にクラブを辞め強豪クラブであるバディSCに籍を移しました。
彼と出会い息子はますますサッカーの虜となりました。
そしてもっとサッカーが上手くなれるようにと新たな環境(幼稚園サッカー部・ヴェルディSS)へ歩み始めた2004年6歳の春であった。