サッカーとの出会い【息子とサッカー①】
息子が少年サッカーと出会ったのはよみうりランドのヴェルディSSに通う姉の付き添いに行った時であった。(Jリーグ観戦はお腹の中にいたときからしていたが)
言葉を覚える前から常に家に転がっていた1号球をドリブルして廊下で遊んではいたが、団体競技としてのサッカーに触れたのは姉が同級生の男の子に混ざってボールを蹴っていた、よみうりランドだったと思う。
娘が通っていた頃のよみうりランド ↑女の子を捕まえサッカーの相手に
幼稚園年長の子供たちが楽しそうにボールを蹴りグランドを走り回る姿を見てグランド横のスペースで同じようにドリブルをしていた。
1対1では母親や娘の友達の妹を相手に同じようにパス交換をし姉の練習が終るのを待っていた。
2001年息子が2歳、娘が5歳の春であった。
夏が過ぎ娘の通う幼稚園サッカー部も休日になると他のサッカークラブなどを招いて対外試合を行うようになった。
幼稚園のサッカーグランド横で応援する親たちは子供の活躍に一喜一憂し大きな声援を送っていた。
その年のある日、言葉もたどたどしい2歳の息子が妻に『僕もヴェルディでサッカーをやりたい』と生まれて初めて明確な意思を伝えてきた。
ヴェルディ・サッカースクールは姉が入る前は年中児童からのクラスがあったのだが、2000年頃から年長児童からのクラスになってしまい、ましてや幼稚園に入園前の2歳の息子を受け入れてくれるサッカークラブもスクールも無く妻は一生懸命『幼稚園に入ったら行けるサッカークラブがあるみたいだから我慢して』と息子を説得しました。
しかし息子の意思は固く『サッカー習いたい』の一点張りで、その話になると普段は物分りの良い息子が大粒の涙を流しながら『サッカー習いたい』と訴え続けていました。
それから数週間経った頃に近くの公園でサッカーを教えてくれているクラブ(違法?)があり体験練習のビラを配っているとの話を聞き、チラシを貰った幼稚園のお母さんからそのチラシを頂きました。
しかし、募集対象が幼稚園年少から小学生となっており幼稚園入園前の息子は参加資格がありませんでした。
妻と相談し体験練習に行き、その場で断られれば頑固な息子も納得してくれるだろと休日に体験練習が開催されている公園へ行きました。
キックオフの瞬間に息子の抑えていた何かが解き放たれた
そこには幼稚園から小学校までの子供たちが集まり楽しそうにミニゲームをしていた。
その中心で大きな声の元気なコーチが子供たちを盛り上げ、子供たちも笑顔でボールを追いかけていた。
ミニゲームが中断し、その元気なコーチが私たちに『体験練習に参加の方ですか?』と尋ねてきたので私たちは『うちの息子がサッカーに興味があるのですが、まだ幼稚園入園前なんです』と言うとコーチは『大丈夫ですよ』と答え息子に『じゃあ一緒にサッカーしてみよう』と言い肩を抱きながら小学生などがいるコートに連れて行ってしまった。
そして笛が鳴った瞬間に何かから解き放たれた息子は猛然と小学生のボールを奪いに走って行く。
そして我が家の廊下で鍛えたドリブルでゴール前に行き見事にゴールを決める。(GK無しのミニゲーム)
その後もコーチが驚くぐらい小学生相手に猛プレスを掛けてはボールを奪い楽しい体験練習を終えました。
練習後にコーチから『これだけ出来れば幼稚園クラスに混ざっても充分出来ますよ』『入会の意思があれば連絡下さい』と電話番号と入会書類を渡された。
そして息子の念願だったサッカークラブへの入部が幼稚園入園前に実現した。
