子供たちへのラモス・マジック【ヴェルディSS】
息子が通うヴェルディSSは7月中旬で練習を終え夏休みに入り練習再開は9月初旬である。
その間は避暑地などに行きサマーキャンプなどを行う。
例年は夏休み前の最後の練習はヴェルディ、ベレーザの選手などが子供たちに混ざって練習を行い楽しい時間を過ごします。
しかし、今年は女子日本代表などの遠征もあり息子の担当コーチである大野忍【日テレ・ベレーザ】コーチは不在での最終日となった。
姉が幼稚園で通い始めたよみうりランドに付いてきた息子は早い事で6年目の夏を迎える。
そして念願だった姉と同じ緑のユニホームに袖を通して3回目の夏を迎え、これからの半年は彼にとって勝負となる。
彼にとってヴェルディSSは自分のイメージ通りのサッカーをさせてくれない厳しいピッチである。
技術は当然ながらスピードやキレなど全てにおいてベストを尽くさないと勝てない同級生との勝負の場でもある。
富士見丘蹴球団の交流試合で対戦する相手チームの中にはヴェルディSSでの友人や顔見知りがプレーしている事も多く大体が相手チームの絶対的エースだったりする。
そんな刺激的な友人たちもヴェルディSSでは良き仲間でありよみうりランドで楽しく練習を日々行っています。
そんな彼らの背筋が伸びる存在がトップチーム監督ラモス瑠偉である。
夏休み前の最後の練習も大野コーチ(日本女子代表)不在で元気の無い子供たちであったが、ラモス監督が練習に参加しミニゲームに混ざり始めると子供たちの動きも軽快になり、声も出始める。
何回かラモス監督が参加した練習を見たが、必ずと言っていい程に子供たちの動きが良くなり練習が盛り上がってくる。
ラモス監督の子供たちへの要求は厳しいながらも、皆が楽しんで出された要求に答えようと練習している事を実感する。
息子たちはラモス監督、娘たちが低学年の時代は都並コーチ(当時ジュニア監督)と楽しい練習に緊張感を与えてくれる2人です。
この2人の共通点はまず子供たちを乗せて盛り上げるのが大変に上手い。
ただし調子に乗り過ぎた子供たちは厳しく突き放すのだが、この強弱のバランスとタイミングが絶妙なのである。
突き放された子供たちが萎縮せず腐る事なく前向きに注意された課題に取り組む姿を何度となく目にした。
そしてラモス監督が子供たちに良く言う『仲間を信じる』『仲間がくれたチャンスは決めろ』など基礎練習では個人技を重視した指導をしながら、ミニゲームではチームスポーツの基本である仲間を信じる意識付けをさせる。
これがヴェルディの伝統であるファミリーの良さだと感じる。
(良い結果には子供たち以上に喜び褒めるラモス監督)
トップチームは結果と保身を追い求めるクラブ幹部の手で壊された伝統、組織を立て直すべく戦っている。
Jリーグバブルに漬かりきった幹部たちが10年を掛けて壊した物は1年で取り返せる物では無いかも知れないが、その伝統と栄光を取り戻す為の一歩をヴェルディが歩みはじめた事実は評価したい。
そして娘や息子が大人になった時に強いファミリーの結束を持った常勝クラブとして復活し、今の状態を懐かしく語れるようにして欲しいと心から思う。
