大きな代償を払ったオレンジDAYS!【川崎F】 | がんばれ少年・少女サッカー!

大きな代償を払ったオレンジDAYS!【川崎F】

ゴールデンウィークの初日である4月29日(土)川崎フロンターレはクラブ創設以来いまだ勝利の無い相手である清水エスパルスとホーム等々力競技場で対戦しました。

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(試合開始1時間前には大雨でサポは退避)
1996年に富士通川崎サッカー部が母体となりJリーグ入りを目指して発足した川崎フロンターレであるが、当時は後進クラブとしてJリーグ各チームから選手を補強してのチームスタートであった。
現在の川崎Fは鹿島アントラーズ色の強いチームカラーと言われているが、97年当時は清水エスパルス色が強いチームであった。
今期からオープンしたフロンタウンさぎぬま(川崎Fが運営するフットサルコート)の責任者である後藤静臣氏をはじめ向島建、浦上壮史、伊藤優津樹、長橋康弘(現役)など清水エスパルスから獲得した選手を中心にチームが構成されており、サポーターの1部は清水から移籍した選手を追っかけて静岡からの観戦者も多数存在した。
97年クラブ発足当時は選手、観客の両面でエスパルス色が強いチームと言っても過言ではなかった。
そして翌年の98年に鬼木達を鹿島アントラーズからレンタル移籍で獲得し徐々に関係を強化し、現在の鹿島色の強いチームたなっていった。
その鹿島アントラーズには昨年の『K点越え』と銘打った試合で勝利しチーム史に初めて鹿島戦お白星を記録した。
しかし、最後まで未勝利であるチームが鹿島同様に関係の強い清水エスパルスであるのは因縁めいている。
そしてJ1リーグ第10節『打倒オレンジDAYS!』と銘打ってクラブ史上初勝利を目指した。
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(娘の好きなエスパルスのサンバ調応援は健在)
試合は前半早々にコーナーキックから失点し清水エスパルスにリードを奪われる。
昨年、開始早々にコーナーキックから久保山に決められ0-1で敗れたホームゲームが脳裏に過ぎる。
その試合同様にリードを奪った清水はやや引き気味のカウンター戦術に移す。
川崎Fも攻撃の要である中村憲剛などがイージーなパスミスを連発し攻めきれずに時間が経過して行く。
そんな小康状態をエースFWジュニーニョの得点が打破してくれる。
同点に追いつかれた清水は当然、引きこもりサッカーを捨て攻めに出る。
そして、打ち合いには強い川崎Fが追加点を奪い逆転に成功する。
クラブ史上初の清水エスパルスから勝利を決定付けるように攻め続ける川崎Fだがシュートがポストに当たるなど3点目が取れない。
そして試合終了間近の86分にGK相澤が弾いたボールをチョ・ジェジンに押し込まれ同点でゲームを終えてしまう。

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(勝点1も痛いが、それ以上痛いジュニの怪我)
この試合で勝利を逃してしまったが、それ以上に代償の多い痛い引き分けであった。
清水エスパルスからの初勝利はもちろんだが、エースFWジュニーニョの怪我も心配である。
倒れ方からすると大腿部のハムストリングかとも思われ、残り2試合の出場も危ぶまれるのではないかと思う。
そして、左サイドの攻撃でサポーターを魅了するマルコンの裏が相手の攻めどころだと明確になってしまった点も痛手である。
86分の失点も左サイドのマルコンの裏を取られたところが起点となっての同点劇である。
今日の川崎Fはリベロのレギュラー寺田周平、控えの米山篤志を怪我で欠いている為、従来ストッパーとして起用が多い佐原秀樹がリベロで出場した。
昨年までの川崎Fであれば、寺田周平が欠場した場合は左ストッパーのキャプテン伊藤宏樹が中央に移り、佐原が左ストッパーに入るパターンだった。
たぶん関塚監督としてもマルコンの裏の守備が不安であり、そこをカバーする伊藤宏樹のようなスピードと高いカバーリング能力を持ったストッパーを昨年のようにリベロに移せないあたりがチームの穴を露呈してしまったと思う。
今後の戦いで相手は確実にマルコンの裏を狙ってくるだろうし、今日の清水にもその意図は見られた。
リーグ戦中断までのあと2試合をチーム一丸で乗り切って、キャンプ等で露呈した課題克服の対策を打って欲しいと思う。

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(試合前の大雨を見て活動を検討するスタッフ)

そして私たちが運営する伝統の『ビッグフラッグ』は雨の降りこむ2階席で選手を鼓舞する為に入場と共に開閉を行いました。

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(こんな感じで開いたはずです・・・写真は別の試合)
初参加で1名の方がお手伝いをして頂き、少しずづですがサポーターの輪が広がっていることを実感しました。
そして、濡れてしまった『ビッグフラッグ』は翌30日に等々力競技場を使用して虫干しを実施することになりました。

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(雨に濡れたビッグフラッグは取り合えず倉庫に)
残念ながら『10周年ビッグフラッグ』は雨天で開閉中止になってしまいましたが、ゴールデンウィークの初日に等々力競技場に来場して頂いた皆さんに楽しんで頂き、なお且つ選手を鼓舞する為に2階席で展開する伝統の『ビッグフラッグ』は今日も皆さんのご協力の元に運営をすることが出来ました。
今後ともバックスタンド2階席の皆様のご協力、ご支援をお願い致します。


J1リーグ第10節試合結果
[得点]

川崎フロンターレ 2-2 清水エスパルス
[勝点21]      [勝点16]


[得点者]
【川崎】21分 ジュニーニョ、63分 マルクス
【清水】2分 斉藤俊秀、86分 チョ・ジェジン


【入場者数】13300人
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