ヴィッセル神戸またも監督交代( ̄□ ̄;)!!
6月15日ヴィッセル神戸が、エメルソン・レオン監督(元ブラジル代表監督)を就任から58日でのスピード解任をした。
解任理由としてクラブフロントとの強化方針の食い違いがあったことを上げているが、資金力豊富な親会社の負けず嫌いオーナー三木谷氏がナビスコカップ4連敗の結果に対して業を煮やしての解任との話が真実らしい。
IT企業の資金力だけが全面に押し出され、クラブとしてのビジョンが全く見えない監督交代劇には本当にウンザリである。
私の応援する川崎フロンターレも、2000年J1リーグで神戸と同じように3人の監督を交代を繰り返した末にJ2に降格の道を歩んだ過去がある。2000年のフロンターレも状況的に今回の神戸に類似する部分が多く、他クラブとはいえ心配になってしまう。
2000年の川崎フロンターレは親会社の富士通の豊富な資金力をバックにつけ、元日本代表を含むJ1リーグ経験者や海外代表経験のある外国人を獲得し、J1昇格に貢献した松本育夫監督を含むチーム在籍選手を1/3入れ替えた。
しかしネームヴァリューのある自尊心の強いJリーガー達はスタートダッシュに失敗し、親会社から出向している強化部長は責任の所在をフロントではなく監督の采配にだけ言及し次々と監督の交代を繰り返した。
結局、システムも選手も固定されずその場凌ぎの状態が続き3年越しで掴んだJ1の舞台を1年で去る結果となった。そんな資金豊富だった親会社(富士通)の好景気が終わり川崎フロンターレへの資金供給を年々減少させ、2004年富士通の関連会社から市民クラブとしての道を歩み始めた2004年に、念願だった5年ぶりのJ1舞台に復帰を果たした。
以前も書いたが、長期的なビジョン(場当たり的な補強)やフロント、現場間のコミュニケーションの希薄が感じられるクラブに限って豊富資金を擁す親会社が運営を行っているのは気のせいであろうか。
成熟した海外サッカーリーグとは異なり、トヨタマネーを豊富に投入する名古屋グランパス、京セラ、任天堂の大きなバックアップを受ける京都パープルサンガ、大勢のサポーターからの興行収入がある浦和レッズ、IT業界の寵児が資金供給するヴィッセル神戸と金持ちが必ず勝つとは限らないのがJリーグであるように思う。
2001年、川崎フロンターレのサポーターが味わった悲しみを今、神戸サポーターが被ろうとしている。どこかの2クラブが降格するのも事実ではあるがフロントのゴタゴタではなく精一杯ピッチでファイトした結果で降格チームが決まることを望みたい。