ご無沙汰しておりました。今回はレブスター、パシフィカからなる、ヤマハのエントリーモデルについて考えていきます。


今はもう手放してしまいましたが、私はパシフィカ112、レブスターRSE20の両方を同時に所持しておりました。現在はPRSのSEを使用しておりますが、わざわざYAMAHAのエントリーレベルのエレキギターを2本購入した人も少ないと思いますので(笑)、これからのギター購入を考えている方へ少しでも参考となれば幸いです。ここから、

(1)見た目

(2)仕様・機能

(3)サウンド

(4)リセール

(5)結局どっち??

に分けて比較していきます。


まずは(1)見た目について見ていきましょう。

こちらはパシフィカ112です。
オーソドックスなストラトシェイプを踏襲しながらも、YAMAHAならではの丸みのあるシェイプに仕上げられています。もしかしたらこの独特なシェイプに違和感を感じる方もいるかもしれませんね。ヘッドにはゴシック体のモデル名、またYAMAHAの音叉マークが入っています。私はこのヘッドが結構お気に入りです(笑)。

カラーバリエーションについてもこの112は結構豊富で、黒、白、サンバーストからパステルカラーまでしっかり揃っています。

(YAMAHA公式サイトより引用。)


次にレブスターを見ていきましょう。

レブスターはレスポールを踏襲したモデルなので、見た目もそれっぽくなっています。ヘッドはシンプルにYAMAHAの音叉マークのみ。このモデルのカラーはスイフトブルーですが、本当に綺麗な色ですよね。
ネック及びヘッド裏側もこの色で塗装されていて、表面の黒とのコントラストが楽しめます。
カラーバリエーションはこの通り。マイナーチェンジ前のレブスターは渋い色が多かったですが、今回は写真映えしそうな色が集まっています。私はスイフトブルーを強くおすすめします(笑)。

次に(2)仕様・機能を見ていきましょう。
まずはパシフィカから。
パシフィカはHSSレイアウト、22フレット、シンクロナイズドトレモロ、5wayスイッチ、コイルタップと、ストラトを踏襲しながらも現代的な要素を取り入れたギターになっています。いわゆるスーパーストラトという言い方もできるでしょう。
コイルタップ機能も個人的には十分実用的です。
アームは結構滑らかに動き、使用後もあまりチューニングが狂いません。
ネックについては、ナット幅が少し狭いので、一般的なものとは少し握り心地が異なりますが、個人的にはかなりしっくり来ました。この辺りは試奏の上判断するといいと思います。

次にレブスターを見ていきましょう。
レブスターはHHレイアウト、22フレット、tomブリッジ、3wayスイッチ、ドライスイッチ機能と、こちらも基本的にはレスポールを踏襲しています。ただ、ダブルカッタウェイ、チェンバー加工によってハイフレットのプレイ性や重さについてはかなり向上しています。ここがレブスターならではの特性といえるでしょう。
ドライスイッチ機能については、コイルタップ程の音変化を期待すると拍子抜けすると思います。あくまでニュアンスの変化程度に考えておきましょう。
ネックについては、パシフィカを少し太くした感じです。こちらも個人的には違和感なかったです。こちらもぜひ試奏して判断しましょう。

次に(3)サウンドについて見ていきます。
まずはパシフィカ。パシフィカは基本的にかなりパキパキしたサウンドになっています。尖った感じ、と言えるでしょうか。正直フロント、センターのピックアップから出てくる音は私はそこまで好きではありません。リアのハムバッカーについても同じような特徴がありますが、こちらは歪ませると結構迫力のある音となるので弾いていて気持ち良いです。まあ悪く言えば毛羽立った音…とも言えるかもしれませんが、個人的には結構好みです。
レブスターについては、パシフィカとは対照的に丸みのある音になっています。オールマホガニーだからでしょうか?このようなサウンドを求めている人にとってはうってつけのギターといえるでしょう。あとは生音が異常に大きいです。チェンバー加工の賜物でしょうが、本当に大きいので、もし騒音等気になる方は一度試奏して判断するべきだと思います。

次に(4)リセールについてです。(島村楽器にて)
パシフィカは新品33000円でリセールが20000円、
レブスターは新品58000円でリセールが33000円でした。パシフィカは昨今人気で在庫薄ということもあり、リセールもかなり高く値がついたという印象です。レブスターについては、やっぱりニッチなモデルと言わざるを得ないので、その点ではパシフィカに劣ると思います。

(5)結局どっち?
2機種を選ぶにあたって、一番大事なのは値段とデザインでしょう。最安モデルといってもパシフィカとレブスターでは値段に倍ほどの違いもありますし、デザインも大きく異なります。まあ、後はフロントにハムバッカーを求めている場合です。パシフィカでは、リアはコイルタップによってシングル、ハム両方に対応できますが、フロントは元からシングルなのでどうしようもできません。この場合はレブスターに分があります。逆の場合も言うことが出来、フロントにシングルを求める場合はパシフィカを選ぶといいでしょう。とここまで書いていて物知りの方は気づいたかもしれませんが、パシフィカには120Hという2ハムのモデルもあります(笑)。しかもコイルタップがリア、フロント両方にも効く優れものです。弱点としてはカラー展開の少なさでしょうか。なんだかギターが増えてきてよく分からなくなってきましたね(笑)。まあ結局は試奏して自分の直感に頼りましょう!!!!!終わります!!!