MSFS2020 旧北九州空港 ついに 完成!

 

旧北九州空港は 東京出張の時によく利用していたので思い入れが深い。 

北九州は私の地元である。 東京へはJASのMD87が就航していた。     



 

 

ここの着陸は RWY29 、RWY11とも 難関だったのである。

 

 

 

RWY11 は ダウンウインド上に 山 A  がある・・・、
RWY29は 真ん前に 山 B がある・・・

滑走路はわずか1600Mだ。


(問題) さて どうやって着陸していたか! (笑)

 

 

答えは 最後に書くとする。

 

この着陸制限により 欠航が多く、

当時人口100万人、小倉駅から20分(電車+徒歩)で行ける近さでありながら
ジェット就航後も空港としては 全く発展しなかったのである。

 

MSFS2020には当然 旧北九州空港は ない ので 1からの作成である。

これを作りたいがために 今まで SDKを勉強してきたといっても過言ではない。

 












17時間かけて、


 




MSFSのデフォルト ↓  が



こうなってくれた↓ 




さて いよいよ 飛行 だ。

 

<冒頭の答え>

まず LLZ RYW29 アプローチ

滑走路の直前に小島があるので 



旧北九州空港のローカライザはオフセットになっているのだ。


滑走路の1Km 手前で 右旋回して着陸する、いわゆる香港カーブのような方式だ。

なので ローカルな空港なのに アプローチライトだけは立派なのである。


 

滑走路1600Mしかないのに アプローチライトは1500Mもあるのだ。



その他、実機(MD-87)を見ていると、

できるだけターミナルにストレートインしたいので
滑走路の端ギリギリに降りて急ブレーキで 直接INを目指している感じである。
ちょっとでもタッチダウンが遅れると ターミナルに入れずENDまでいくことになる。

この直接INが MSFSでは そこそこ難しくゲーム性が高い着陸である。

 


とは言っても MSFSの A320は ブレーキの利きが良いので 

簡単にインできるのであった。 ミデアムで。

 

 







つづいて 
RWY11サークリングアプローチ

この着陸が、うわさに聞く  うわさになったことはないが・・・
ワールド級の難関着陸である。(笑)

北と南に山が迫っていて ダウンウインド上に 山 A があって通れない。

 

で、どうしているかというと、実機(MD-87)は 


滑走路の上あたりで レフトブレイク、



そして 山 Aを避けながら 山C の谷間を 通っていくのだ。(上図水色)

山の谷間を抜けたら 目の前に皿倉山がくるのですぐに右旋回
ファイナルも 足立山のすぐ手前で旋回して着陸だ。

山スレスレをとおる飛行というのは日本ではまず行われない。
いうことで 北九州RWY11は 機長しか操縦してはいけない決まりがあったそうな。

よほど視界が良くないと 着陸許可されないであろう。

この辺が欠航が多くなる所以だったようである。



では これを FS2020でやってみる。

FS2004以降 100回くらい着陸してきたので 要領は得ている。

 


 

滑走路が見えなくなったら レフトブレイク

 

 

進路263を入れると 山の谷間にいく。
 

こんな感じで 空港上を通過する ↓  ( していた!)

 

 

少し進むと 山C の谷間が 近づいてくる。



 

実際乗っていると、 真横に山が接近してきて おおお って感じだったが
まさにMSFSで その感覚がよみがえる。

 




谷間を通過したら 左旋回開始



真ん中あたりが小倉駅だ。

逆回りなので機長席から空港が見えづらく難しい。
 

 

 

少しバンクを戻して 足立山を ぎりぎりに引き付けてから旋回するとファイナルが合う。

 


 

無事着陸。 

ペラペラのFS2004と違ってMSFSは立体的で 数十倍もリアルで感動ものであった。

だが、この作品は 今のニーズには合わないので 
Flightsim to には アップ  はしないのである。

 

 

次回は松本か仙台を作る予定である。

今回タキシーウェイライン作成時、オレンジ色のマテリアルを見つけたのだ。

 

このペイントを使えば東北の空港が作れそうだ。

 

 

松本 と 仙台 は 上手く作れたら アップしようと思っているのである。

 

他にも 三宮と名古屋も作りたいし、釣りにも行かなくちゃいけない。 忙しいぞ。